『ELPA ワイヤレステレビドアホン WDP-100』を取り付け、2年ほど経ち、思ったよりも使い勝手が良く。その後、実家にもと思い、2つ購入しました。
実家は、家の前に駐車スペースがあり、そこを通り、玄関にたどり着くのですが。カメラ付きのテレビドアホンがあるのは、玄関のところだけです。
最近、父の勤務先が変わり、車で通勤していたのが、電車通勤になりました。すると、家の前に常に車がある状態になり、週末に車に乗ろうとしたところ、側面にキズが。
実際、私が見たところ、シャープペンの先で擦ったような細いものです。訪問販売などが家に来たとき、帰り際に付けたんじゃないかとなりました。そこで、テレビドアホンの位置の話に。
玄関の横にテレビドアホンがあるため、人がいてもいなくても、必ず駐車スペースを通り、置いてある車の横を通ります。
もし、訪問販売のセールスマンを車の横を通らせることなく、追い返せれば、わざわざ、置いてある車に近づくこともなく、イタズラしようとはしないはずと考えました。
このとき、道路沿いにある駐車スペースに門を付けようかという話にもなったのですが、道路に対して垂直に車が止められず、斜めに入れるため、どうしても門扉が長くなり。工事費なども考えると、伸縮門扉の長さが長い分、お金もかかり、20万円ほどと結構かかります。
それなら、テレビドアホンを道路沿いに置き、そこで、やり取りすれば、車に近づかず、追い返せるため、いいだろうということになりました。
簡単に取り付けられるテレビドアホンがないものかと探したところ、『ELPA ワイヤレステレビドアホン WDP-100』になりました。ELPA(エルパ)は、大阪にある朝日電器です。
取り付け自体は、配線を考えなくていいため、カメラ部分を外壁に取り付けるだけと簡単です。付属品に、取り付け用木ねじ、コンクリート用スリーブもあります。電池は、用意する必要があり、単3アルカリ乾電池6本です。
使ってみたところ、映像も悪くなく、よく映ります。気になるのは、通話できる距離なのですが、一般的な住宅なら問題ないです。
カメラ部分が電池で動いていると、電池切れが心配になりますが。モニター側でカメラ側の電池残量が分かる仕組みにもなっています。
もちろん、誰かがボタンを押すと、ピンポーンと鳴り、この音量も調節でき、無音もできます。『モニター』というボタンを押せば、カメラの映像が静止画で見えるようになっていて、外からカメラ側を見たところで、動いているかどうかは分かりません。
『録画ボタン』や『自動録画』という機能もあり、これは、相手が映っている動画が録画されるのではなく、静止画として画像を記録するというものです。
写真を撮ってるという感じです。会話中でも、『録画ボタン』を押せば、画像を記録するため、怪しいと思ったら、録画ボタンを押して記録というのもありかもしれません。
性能は、調べていたため、分かっていたのですが、実際、使ってみると見た目も良く、これは便利だと感じました。これなら、賃貸マンションでも簡単に取り付けられ、見た目の違和感もなさそうです。
モニター側を好きな場所に置き、寝ているときは、モニター側の音量をオフにすれば、起こされなくて済み、出たくない相手なら、何も答える必要もなく。
無音に設定すると、カメラ側ではピンポーンと小さく鳴るが、モニター側の音量はオフなため、ランプが点滅するだけで、音は鳴りません。後は、自動録画すれば、誰が来たかは確認できます。
この製品、シンプルながら必要な機能は揃っていて、カメラ側の電池残量がモニター側から分かり、音量がオフにでき、映像を観やすいうよう明るさ調節、映像を画像で残して、当たり前ですが、音声で通話もできます。
テレビドアホンが取り付けられれば、訪問販売や新興宗教の勧誘などで、わざわざ玄関先まで行く必要もなく、居留守も簡単にできます。
子供がお留守番しているときでも、手元のモニターで確認できれば、知らない人にドアを開ける可能性も低くなり、セキュリティ面でも安心できます。
カメラ部分は、どこにでも簡単に取り付けでき、モニター側もワイヤレスだけに、どこにでも持ち運べます。電源ケーブルをつないで据え付けるよりも、この方が便利かもしれません。
最後に、電池式だけに、どのくらい使えるかなのですが。説明書によると1日3回の使用で、半年ほどとあります。実際に使ってみて、年に2回の電池交換なので、説明書通りでした。
使う機会が多ければ、モニター上に表示される電池残量をいつも見れるため、たまにしか使わなければ、電池はかなり持つはずです。
ちなみに、使っている単3電池は、100均のダイソーのものなため、特別、長持ちするような電池ではないです。