夏の水分補給のため、経口補水液を手作りしているんですが、その時に、少しクエン酸も入れています。
経口補水液は、水、砂糖、塩なので、酸味があるクエン酸を加えると、塩味が目立たなくなり、大分、飲みやすいです。
先日、ポカリスエットを飲んでいた兄に、手作りの経口補水液を飲ませてみたんですが。味が近く、何も言わずに出されたら、どちらか分からないかもと驚いていました。
ポカリスエットには、砂糖の他、ブドウ糖や果糖も入っているため、それらを組み合わせたら、より近い味になるのかもしれません。
兄に飲ませた時に、思い出したのですが。1年ほど前、兄は、コップ1杯にクエン酸を小さじ1杯ほど入れ、よく飲んでいました。
それと比べ、私が作る経口補水液には、2Lほどに小さじ1/2ほどしかクエン酸を入れておらず、兄が飲んでいた量とは、大分、違います。
そこで、クエン酸をどのくらい飲めば、疲労回復に役立つのか気になり、調べてみました。すると、1日あたり10~15gのクエン酸を3~4回に分けて飲むというのが、多いです。小さじ1杯は、5gなため、兄の飲み方が正しかったのが分かります。
筋肉を使うと、疲労物質の乳酸がたまり、それをクエン酸が分解し、新陳代謝を高め、ビタミンやミネラルを吸収しやすくし、だから、体にいいという話です。
ちょっと気になるのが、最近、筋肉の疲労は、乳酸ではなく、乳酸ができる際に発生する水素イオンが、筋肉を酸性に傾け、それが原因とも言われるようになりました。
こうなると、乳酸を分解してもとなるのですが。代謝により、細胞内の水素イオンが血液中に放出され、最後は、体の外へ排出されるため、疲れが解消されるという意味では、変わらないのかもしれません。
1日に10~15gのクエン酸を飲む分には、特に副作用というものはないと言われているのですが。空腹時に飲むと、胃に負担がかかるため、私のような胃が弱い人の場合、注意が必要かもしれません。胃が強い兄なら平気でも、私が飲んだら、胃が痛くなりそうです。
兄は、しばらく、クエン酸を水に入れて飲んでいたのですが。その後、トマトジュースや炭酸水を箱買いして飲むようになりました。
疲労回復に役立つにしても、クエン酸は、酸味が強いため、そのまま飲むというのは、向き不向きがあります。
クエン酸の酸味を抑える方法としては、砂糖を加えたり、調味料として料理に加えたり、カレーに混ぜるなどがあります。
私の場合、酸味に強い方ではないため、酸っぱいまま飲むのは厳しくても、酢を使う感覚でクエン酸の粉末を加えたら、気にせず食べれそうな気がします。