龍が如く7外伝 名を消した男 久しぶりのアクションバトル、あの頃が戻ってきたような楽しさ

11月9日に発売された『龍が如く7外伝 名を消した男』をプレイしているのですが。前作で変わってしまったバトルシステムがアクションバトルに戻り、久しぶりにテンションが上がっています。

やっぱり、先を読んで進めるコマンドバトルよりも、派手なアクションバトルの方が、戦っているという感覚になり、これが一番いいなとしみじみ感じます。

『龍が如く7 光と闇の行方』では、バトルシステムが、ライブコマンドRPGバトルというターン制コマンドバトルに変更され、発売当初は、批判を多く見かけました。

このバトルシステムには、私も大きな抵抗があり。これはこれで、いいのかもしれないと思えるまで、ずいぶん、時間がかかったことを覚えています。

龍が如くシリーズは、10年ほど前から、発売されては手に取るようになり、最初の1と2以外は、スピンオフも含めて、ほとんどプレイしています。

もともと、ヤクザな物語が好きという訳ではなく、どちらかというと苦手だったのですが。他のゲームにはない魅力があり、それが、リアルな街を自由に歩けることです。

このシリーズは、街を舞台に様々な遊びがあり、ゲームの中にゲームがあるというものです。メインストーリーと全く関係ない サブストーリーも多くあり、その内容も多彩です。

サブストーリーは、風刺やジョークが効いていたり、ちょっとした話なのですが、先が読めない面白さがあります。そんなところが、街の中には、何かありそうだと感じさせるポイントになっています。

街では、この他、将棋、麻雀、ビリヤード、ダーツ、カラオケ、各種ギャンブル、キャバクラなどもあり、大人向けの遊びもあります。他のゲームに、このような街の面白さがあるだろうかと考えると、なかなか思い当たるものがありません。

今回の『龍が如く7外伝 名を消した男』は、アクションバトルのスピード感が凄く、エンターテイメントな派手さもあり、かなり面白いです。

ヤクザな物語でもあり、ガラの悪いチンピラに難癖をつけられ、バトルになるのですが。複数の敵に囲まれながら、次々と倒す展開は、定番ながら分かりやすい面白さがあり、爽快感があります。

アクションバトルの動きが、非常に良く、操作感にストレスを感じません。正面の敵と戦いつつ、背後からの敵にも瞬時に殴りかかれたり、無双な戦いっぷりにテンションも上がります。

物語自体は、一筋縄ではいかないような、二転三転する込み入ったものです。これも、龍が如くらしく感じられ、大人な雰囲気があります。

外伝なため、『龍が如く7』をプレイしていた方なら、あんなシーンもあったなとなり、より楽しめるかもしれません。

個人的には、シリーズを通して、殴る蹴るや物を使った攻撃を散々やってきたため、スパイダーマンのようにワイヤーを飛ばしたり、ジェットで滑りながら体当たりしたり、ガジェットを使った攻撃が新鮮で良く。

バトルスタイルを変えれば、ガジェットを使わず、従来の殴る蹴るのバトルにもなるため、好みで使い分けはできます。

ただ、ガジェットを使った方が、離れた敵にも攻撃できたり、敵との距離を一瞬でつめれたりもするため、バトルの時間も短く済み、テンポ良く進められる良さがあります。

ファーストサマーウイカさんが演じるキャラクターも、関西な賑やかさが感じられ、主人公の相棒な感じで好感が持てました。

この役が決まっていたことを知らずに、このゲームのキャバクラ嬢役 オーディションに参加していて、審査員から『事務所の人はご存じですか』と聞かれたという話も面白いです。

サブストーリーは、依頼を引き受けることで始まり、ChatGPTやYouTuberなど今時な物語もあれば、これまでの龍が如くシリーズやジャッジアイズシリーズのキャラも登場したり、かなり楽しめました。

序盤で横浜の街が、少し歩き回れるのですが。その後は、自由に歩けるのは、大阪の街と巨大な船の街の二つなります。

闘技場では、1対1の対戦の他、メンバーを集めての団体戦もあります。仲間になるメンバーには、馴染みがあるキャラがいたり、それも懐かしく。

前作をプレイして、アクションバトルだったらなと感じたことがある方なら、この『龍が如く7外伝 名を消した男』は、満足できそうです。

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