ゆがんだ床を骨組みから直す 床下の作りをみると、大工さんの失敗もあり

週末になると、祖父の家の床下修理しているのですが。床下の作りを見ると、家を建てた大工さんが、どんな感じで作っていたのか、失敗したところなども見えてきます。

昔の建物なため、基礎の部分は、土の上に平らな石を置き、その上に、床を支える太い木材を立てています。

部屋の真ん中に掘りごたつができるように、コンクリートで囲んだ部分があるのですが、そのデキが悪いです。

掘りごたつの両側が、太く長い木材も支えているのですが。高さが合っていません。片方は、部屋の枠と同じ高さ、もう一方は、枠の高さよりも高いです。

部屋を囲むように作られた枠の部分は、全て高さが合っていて、キチンと作られていました。

ただ、真ん中の掘りごたつの高さを間違えて作っているため、掘りごたつの脇に木材をのせると、その木材の片側が、5cmほど浮きます。

今まで、どうだったのかと調べてみると、その太い木材を下に押しながら、反対側から太い釘を2本打ち、捻じ曲げた状態で固定していたのが分かります。

この部屋は、平らなように見えて、掘りごたつの上あたりで、少し盛り上がっていたことになります。

茶の間なので、真ん中にテーブルがあり、真上を歩くことはありません。それで、より気づきにくかったんじゃないかと思います。

今回、これをどうするかなのですが。平らにするため、高めになっている掘りごたつの側面には、木材を通さず、少し離れたところに変えました。

それでも、横に細めの木材を格子状に置いた場合、掘りごたつのヘリの方が、それよりも高くなり、邪魔になります。

私だったら、掘りごたつを使う予定もないため、ヘリ部分を叩いて壊しそうですが。兄は、現状を維持したいという気持ちが強いため、どうなることやら。

正確に作られた家なら、まだ直しやすいのですが。こういうことが、次々とあると、その都度、考えながらになり、進みが悪いです。

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