1週間ほど前の話なのですが、熱を測ろうとしたら体温計の電池が切れていたようで、母が騒いでいたんです。最初、体温計の電池交換くらいなら、簡単な話だなと思っていたんです。
ところが、体温計の電池交換のついでにと、父が2つの電池切れの腕時計を出してきて、これもお願いとなりました。早速、ボタン電池を注文し、3日ほどでポストに届きました。
体温計は、テルモなのですが。電池交換は、メガネ用の小さいドライバーでネジを外し、新しいボタン電池『LR41』を2つ入れるだけです。奥のボタン電池を入れ替えるのが、ちょっと手間がかかったくらいで、すぐに終わりました。
デジタル腕時計『CASIO SGW-300H』は、父が散歩の時などに付けていたものです。大分前から、身につけているところを見ないなと思っていたんですが、これは、電池切れになり、ほったらかしていたためのようです。
これも、同じ小さなドライバーで4つのネジを開け、ボタン電池の『CR2016』を入れるだけでした。ただ、ボタン電池を押さえている薄い金属があり、これを外すのが大変でした
画像だと分かり難いのですが、二股になっているフックがあり、その間に針などを差し込み、留め金を外すとうものです。最初、どちら側が外れるのかも分からず、てこずりました。
ちゃんと動いているのは分かるのですが、ボタンが多く、多機能なため、見ただけでは時間が合わせられませんでした。父に渡したところ、すぐに時計を合わせ、よく使い方を覚えているものだと、少し感心しました。
問題は、私が小学生くらいの頃、父が身につけていた『セイコー 9021-5020』です。腕時計用の工具がないと開けられないようなものだったのですが、ハサミの刃をフタの間に当ててひねったところ、フタが開きました。
使われている電池が、『370』としか書かれておらず、今なら、どの電池なのかと調べたところ『SR920W』でした。届いたボタン電池『renata(レナータ) 370 SR920W』を入れたところ、秒針が動き、思ったよりも簡単に済み、父に渡しました。
翌日の朝、父から、この腕時計が動かないと言われ、よく見ると、もう少しで12時というあたりで、秒針が行ったり来たり。
最初、ボタン電池が悪いのかなと思い、もう一つ買い、取り付けたのですが、ダメでした。電池の問題ではないため、電磁石の弱くなったか、機械部分の汚れか油切れのようです。
時計屋さんに修理に出したら、どのくらいかかるか調べたところ、1万5000円ほどです。家電量販店に持ち込んでも、電池交換なら、2000円前後で済むのですが、故障となると外注になるようで、そうなると、もう少しかかる可能性もあります。
せっかくだから、動かしたいところですが、父も、今は使っていないため、そこまでしなくてもとなりました。
ネットで『時計修理』で検索すると、時計修理の道具がたくさん表示されます。アマゾンで時計修理用の道具を探すと、2000円前後からあります。
もし、動かない原因が、機械部分の汚れや油切れなら、分解できれば、どうにかなるかもしれません。電磁石が弱くなるなど部品が必要なものになると、難しいです。
これだけ、道具が簡単に手に入ると、電池交換くらいなら、誰でもできそうな気がします。