前回の続きになるのですが。1ヶ月ほど前から、水溶性食物繊維を取るようになり、最初は『難消化性デキストリン』、お腹の張りから、『イヌリン』に切り換えています。
毎食前に、水やお湯にティースプーン1杯ほどの水溶性食物繊維の粉末を溶いて飲みます。これで、何も気にせず食べているんですが、体重が増えずに、低い状態が保てています。
ただ、食物繊維を多く取っている割に、お通じが思ったほどの変化がなく。飲み始めて間もない頃は、日に3回トイレに行くこともあったのですが、しばらくして、排便の量が落ち着いたというか、出るには出るのですが、オナラが出る量が増えました。出るのかと思い、トイレに入ると、オナラしか出ないということがよくあります。
お腹の張りについては、個人差があるので、私の場合なのですが。難消化性デキストリンの方が、お腹の張りが強く、イヌリンは、オナラは出るものの、お腹の張りは、気にならない程度です。排便で見ると、難消化性デキストリンの方が、効果があるような気がしました。
水溶性食物繊維は、腸まで届き、乳酸菌のエサになります。加齢により、主に大腸に住んでいるビフィズス菌は、徐々に減ります。それを補うためにも、腸まで届く、ビフィズス菌や乳酸菌が入ったヨーグルトなどを食べた方がいいというのは、理解できます。
私は、ヨーグルトを食べるという習慣がありません。牛乳が苦手というほどでもないのですが、体が微妙に拒んでいるような、そんなところがあります。冷蔵庫の中にヨーグルトがあっても、誰も食べずに賞味期限が過ぎそうなら、仕方なく食べるという感じです。
そんな感じなので、腸内細菌で善玉菌と呼ばれる乳酸菌やビフィズス菌が足りているのかが気になり、せっかく、乳酸菌のエサとなる水溶性食物繊維も取っているので、整腸剤の『新ビオフェルミンSプラス』を買いました。
この整腸剤には、乳酸菌の『フェーカリス菌』と『アシドフィルス菌』、ビフィズス菌の『ビフィダム菌』と『ロンガム菌』の4つが入っています。
酢酸で悪玉菌の増殖を抑えるという ロンガム菌を含んだ整腸剤は、少し珍しいかもしれません。ロンガム菌自体は、乳幼児から高齢者まで、腸の中では、よく見かける菌のようです。
この整腸剤を毎食後に3錠飲むようになり、2日なのですが。1日目でも、オナラの量が大きく減り、便意と思い、トイレに入り、オナラしか出ないというのが、無くなりました。
整腸剤の効果が大きいのは、毎食前に飲んでいる水溶性食物繊維の影響もありそうです。もともと大量にエサがある状態なので、乳酸菌が働きやすい環境なのかもしれません。
小学生の頃、便秘気味なため、整腸剤を飲ませられたことがあります。その時は、効果が全く感じられず、続きませんでした。そのイメージがあるため、整腸剤を飲んでも、大したことないだろうと思っていたんですが、予想以上で驚きました。
この整腸剤を飲むようになって、どうなったかなのですが。今まで、お腹の表面が冷たいのは感じていたんですが、それが当たり前と思っていたんです。それが、この整腸剤を飲んだところ、お腹の中の温かさが感じられ、それがずっと続いています。最近、特に朝は、気温が低く、寒いため、余計にお腹の温かさが感じやすいのかもしれません。
お腹が温かい状態だと、感じる寒さも違ってきます。腹巻をしているような温かさなので、どこか心地良く、気持ちが安定するところもあり、心理的にもいい効果がありそうです。
お腹が温かいせいか、お腹が柔らかくなりました。お腹が柔らかいと、肺の横隔膜が下がりやすいようで、腹式呼吸がしやすいです。
先週放送された テレビ番組『それって!?実際どうなの課』で、鼻から吸って、ゆっくり口から吐くだけで、自律神経が整うという話があり、それをやっていて、腹式呼吸の違いに気づきました。
問題の排便なんですが、普通に出ます。腸内環境が大きく変わる時に、良くなる時でも悪くなる時でも、少しお腹の具合が不安定というか、不調になるものですが。今のところ、目立って、そのようなことにもなっていないです。オナラが減り、出る時は出るというのは、助かります。
普段からヨーグルトを食べている方なら、水溶性食物繊維だけでも良さそうですが。水溶性食物繊維と整腸剤は、組み合わせて飲んだら、効果が出やすいようです。
飲み続けたら、どのくらい続くかも、気になるのですが。このくらい効果があるなら、整腸剤の飲む量を減らそうかなとも考えています。
母に話したところ、整腸剤も飲むと話していました。私は、十分、効果があると感じたのですが、母も同じようになるのか、様子をみたいと思います。