ファークライシリーズは、3、4、5、プライマル、ニュードーンなど、ここ数年のものは、全てプレイしています。現時点での最新作が、このファークライ6です。
物語としては、カリブ海の架空の島国 「ヤーラ」を舞台に、独裁政権の圧政から、ヤーラを解放するために戦うというものです。
プレイしてみて、映像の綺麗さや迫力は感じるのですが。これまでの怪しげな展開やクセが無く、ちょっと何かが欠けているような印象があります。
シリーズなため、お馴染みなところもあり、それが良かったり悪かったり。物語が初めてでも、初めて感が薄い気がします。
オープンワールドでやれることも多く、様々な乗り物に乗れたり、武器も多彩など、このくらい遊べるだろうなという期待や安心感がある一方、シリーズをやり過ぎてしまうと、こんなゲームと想像してしまうところもあります。
ちょっと残念なのが、ヤーラの解放という目的です。個人的に序盤のストーリーでは、故郷に寄せる思いのようなものが共感できず、ちょっと惹きが弱いようにも感じました。
これまでは、ファークライ3なら、海賊にさらわれ、散り散りになった友人の救出。5では、カルト教団の司祭を逮捕しに行くも強い抵抗に遭い、捕まった同僚の保安官を助けるなどとなり。早く助けなければとなる方が、個人的に分かりやすく惹きつけられます。
ファークライ6は、クオリティが高い割には、評価が、どうも振るいません。これは、私と同じように、このシリーズ独特の怪しさやクセの強さを求めているからかもしれません。