新型コロナウイルスの感染者数が、大分、減ってきたなと感じていたところ再び増え始め、後遺症の怖さもあり、気軽に外出するという感じではないです。もともと腰が重い方なため、家にいることがより多くなりました。
こんな状況が、2年くらい続いていたせいか、どこか気が晴れず、重い気分があり、どうも冴えないところがあります。これは、運動不足もあるんじゃないかなと思うようになりました。
家の中でも、体を動かしたくなるような、そんなものがないかなと考えていたところ、テレビCMでもお馴染みの『Nintendo Switch』でも買ってみようかともなるのですが。
よくよく考えてみると、『Wii』が部屋にあり、引っ越しなどでコントローラーを紛失して使えない状態です。『Wiiスポーツ』や『Wiiスポーツ リゾート』など、当時、よくやっていたこともあり、同じ様なものかなと想像してしまうと、なかなか手がでません。
それなら、VRならと調べたところ、4万弱で手に入るVRヘッドセット『Meta Quest 2 128GB』(旧Oculus Quest 2)を見つけました。
この価格、プレステのPSVRとモーションコントローラー2つと比べても、安いです。しかも、解像度で比較すると、PSVRがフルHD、『Meta Quest 2』は約4Kなため、4倍ほどの違いがあります。
PSVRは、2016年に発売されているため、差があるのも当然なのですが。4K対応というPSVR2は、発売日が未定。PSVRの発売当初、欲しかったものの売り切れで手に入らなかったこともあり、PSVR2もそうなるのが、容易に想像できます。
PSVRは、PS4などの本体がないと使えないのですが、『Meta Quest 2』は、本体に128GBや256GBのストレージもあり、ネット環境があれば、単体でも問題なく動きます。内臓バッテリーもあり、フル充電の状態なら、3時間ほど使えます。
解像度も約4K、両手に持つコントローラーも込みで、128GBの4万弱は安いです。4,5年前なら、10万円を超えるのが当たり前だったこともあり、今までと違ったことをしてみようと購入することにしました。
『Meta Quest 2—完全ワイヤレスのオールインワンVRヘッドセット—128GB』の内容は、ヘッドセット本体、コントローラー×2、充電用のアダプタとケーブル、シリコンカバー、眼鏡用のスペーサーです。
購入する際の注意点というか、できなかったことなのですが。『Meta Quest 2』の公式ストアから購入した方がいいのかなと思い注文しようとしたところ、クレジットカードの支払いができず、届け先住所も英語用に勝手に並べ替えられたり、上手くできませんでした。結局、いつものアマゾンに注文し、翌日には、無事に届きました。
最初に驚いたのは、コンパクトさです。ちょっとした大きさのカバンに入れて、持ち歩けそうな大きさ。人気があるため、大丈夫なんだろうなと思いつつ、どこか不安もありました。
実際に使ってみたところ、映像が思ったよりも綺麗で鮮やか。それが、自分の周り、360°に広い空間が現れ、久しぶりに海に行くと広いなと視野が広がる感じになるのですが、あんな感覚になります。
YouTubeのNational Geographicのチャンネルには、VR動画がたくさんあるんですが。これを見ていると、今まで体験したことがないようなことが疑似体験でき、刺激的でストレス解消になりました。上の動画は、映像をスライドすると周りも見れます。
知らないところへ旅行に行くと、日常から離れられるからでしょうか、元気になるんですが、それと近いことができます。しかも、旅行では行けないような国際宇宙ステーションのVR動画まで見れるため、夢が広がります。
周りの空間が変わることで、体感的な映像になるため、いろんなことが学べそうです。その中に入った感じになるため、雑念が入り難そうです。
VR対応じゃないものでも、目の前の大きな画面で見るような感じになります。映画を見る時にも、大きな映像の前に一人で見ている感じになり、周りを気にせず集中できたり、プライベートな空間で気楽さもあります。
ヘッドセット本体からも音を流すことができ、多少、音漏れしても平気なら、これだけでも十分です。Bluetoothのヘッドホンやイヤホンを使えば、大きなサウンドで楽しめます。
ヘッドセット本体にアプリをダウンロードして、映像を見たりするのですが。もちろん、無料でYouTube、会員になっていれば、Netflix、アマゾンのプライムビデオなども見れます。
VRゴーグルを装着した時に、周りが見えないため、大丈夫なんだろうかという疑問もあったのですが。VRを起動した時に、動ける範囲を指定するようになっています。
これは、ガーディアンという機能なのですが。VR空間の中でも、設定した範囲に近づけば、青い線が表示され、それに触れると赤くなり、安全に動ける範囲が分かります。この範囲を超えた場合は、現実の周りが白黒映像で見えるようにもなっています。
ガーディアンを設定する際、床の位置を正しく設定しないとVR空間が映し出された時に、視点が低く、床に埋まったような状態になります。これは、ガーディアンを設定し直すだけでいいのですが、解説が日本語なので、使い方に慣れるのも早そうです。
Oculusは、2014年にfacebookに買収されて、社名がfacebookからMetaに変わったタイミングで、『Oculas Quest 2』が『Meta Quest 2』になっています。製品としての違いは無く、同じものです。
ヘッドセットの重さが約500g、コントローラーが150g×2です。特に重いと感じるほどではないものの、長く使った後には、運動した後のような首の張りがあります。首がこったというほどではなく、使っているうちに鍛えられそうです。
VR動画が見れるだけでも、個人的には、十分、良かったなと感じているのですが。もちろん、VR対応のゲームもできます。
ただ、購入できるサイトが海外なため、クレジットカードの支払いがセキュリティで拒否されたり、問い合わせが必要など最初だけ手間がかかりそうです。
VRで対戦型ゲームもしたいとなると、ハイスペックなPCも必要になり、VR対応ゲームが多いPCゲーム販売サイト Steamを利用することになりそうです。