どこがスゴイ?
・コンセントに差し込み、電気でお風呂が沸く
・追い炊きできないお風呂で追い炊きできる
・熱くなりすぎない温度調節機能、4つの安全機能
・麦飯石で温泉効果
・使い方次第で、ガスよりお得
・冷たい水だと6時間ほど、冷たくなければ3時間くらい
数年前になるのですが。我が家のガス給湯器が故障し、メーカーに修理を頼んだところ、機種が古すぎて修理できず、買い替えしかないと言われました。費用は、大型の給湯器になり、工事費など全て込みで、25~30万円ほど。
今は、オール電化住宅も多く、そこまでガスにこだわる理由もないため、ガスはやめて、電気のエコキュートにしたんです。
エコキュートの取り付け工事は、古いエコキュートとの交換なら、1日あれば済むものの、初めてとなると、設置する下の基礎部分の工事もあるため、そこに1週間くらいかかります。
給湯器が使えないと困るのが、お風呂です。1週間以上では、お風呂に入らない訳にも行かず、電気でお風呂のお湯を沸かす機器を買うことにしました。
購入した理由には、被災した友人のお風呂の話から、震災の備えもありました。自衛隊のお風呂に長時間並んだり、友人や知人の電化住宅にお風呂を借りに行ったりと大変だったそうです。
その話によると、東日本大震災の後、都市部では、電気と水道が1週間かからず復旧し、都市ガスは2ヶ月後。復旧にかかる時間は、地域により様々でも、ダメージを受けたガス管の修理に時間がかかるため、最後は都市ガスになりそうです。
電気と水道が復旧できれば、エコキュートでお湯が沸かせるはずですが。傾いて使えなくなった時でも、これがあればとなります。

『スーパー風呂バンス1000』というものなのですが、1000Wでお風呂のお湯を沸かします。あつ湯(温度設定約44℃±2℃)とぬる湯(温度設定約40℃±2℃)の2段階の温度調節ができ、麦飯石セラミックスボールで温泉効果もあります。
水の中で使うものなため、漏電が気になるのですが。漏電遮断器、空焚き防止(フロートスイッチ)、安全用サーモスタット、温度ヒューズの[スーパーセーフティ]を完備し、水回りの危険を回避とあります。

お湯が沸くまでの時間は、バスタブの大きさによるのですが。我が家の長方形なバスタブで、ちょっと腰を下げれば肩まで浸かれるくらいだと、冷たい水で6時間くらい、前日にお風呂に入り、冷たくないけど温かくもないくらいだと3時間ほどです。

オンのままで時間が過ぎても、設定した温度で保温になるのですが。温まったら、自動でオフにしたかったため、タイマーコンセントを使いました。これは、11時間まで設定でき、1500Wまで利用できます。
電気代について考えてみると、1000Wなため、1時間で1kWhです。電力会社やプランにより様々ですが、電気代の平均単価は、1kWhあたり約31円です。6時間使っても、電気代は、186円になり、スーパー銭湯にに行くようりは、大分安くなります。
以前、一人暮らしの時に、追い炊きできないお風呂だったため、お風呂のぬるいお湯を半分ほど抜いて、熱いお湯を足しながら入っていたことがあります。
集合住宅の紹介には、『フルオートバス』と『セミオートバス』があります。『フルオートバス』が、お湯張り、追い炊き、温度調節が浴室以外からもコントロールパネルから操作できるものです。
『セミオートバス』は、お湯を入れて、自動で止まるというものの、追い炊きについては、手動ボタンを押すタイプと追い炊き機能がないタイプがあります。追い炊き機能アリの場合、追い炊き機能付きセミオートと表記するところもあります。
セミオートバスで追い炊きできない時に、この電気湯沸かし器があれば、追い炊きができるようになります。
お風呂を沸かす時に、電気とガス、どちらがお得かという話もあるのですが。単価で考えると、電気よりもガスの方が安いです。ただ、ガスの基本料金は電気よりも高いため、基本料金も含めて、トータルでみると電気の方が安くなります。
この電気湯沸かし器は、立たせて使うため、ある程度の水の深さが必要です。寝かせて使うタイプなら、ちょっとお湯が必要な時に大きめのバケツでお湯が作れたり、子供が使うような小さなビニールプールでも温水にできそうです。
追い炊きできないお風呂で追い炊きできたり、災害時の備えも考えると、役に立つ家電かもしれません。
こんな方にオススメ
・追い炊きできないお風呂で追い炊きしたい
・省エネ、ガス代を安くしたい
・お湯を使う機会が多い
・震災の備え