以前、兄もMeta Quest 2を買い、VRゲームをするようになったと書いたのですが。兄の方にも、高画質で楽しめるよう『SideQuest』が使えるようにしようかと聞いたところ、必要ないとなり、だんだんと無くてもいいような気になりました。
『もう少し画質が良くなればなぁ』と兄が話していて、SideQuestを使えば、Meta Quest 2の初期設定を超えて、解像度が高くできるという話をしたんです。
この方法は、『楽しさ広がるVR体験 SideQuestの導入方法と設定できる様々な項目をまとめて』で書いたことがあります。
最初は、兄も乗り気だったのですが。実際に、私のMeta Quest 2を使い、SideQuestで高画質化した映像と初期設定の映像を見比べたんです。ゲームが一番分かりやすいため、二人とも持っている『Vader Immortal: Episode III』で試しました。
兄の感想は、『確かにはっきり見えるけど….』というものでした。背景が少しクリアになったかなという感じで、驚くほどでもなく。SideQuestが使えるようになるまでの手順、本体の電源をオフにしたり、再起動すると初期設定に戻ることを話すと、手間の割にとなり、別にしなくてもいいとなりました。
以前も書いたのですが。VR動画に関しては、私も必要ないと感じていました。K-POPのVR動画を見た時に、解像度を上げるとダンスの早い動き、特に手や腕の動きに違和感があります。
感じとしては、輪郭がギザギザに見える ジャギーのような、境目がはっきりしてしまうから、変に目立っているような、そんな印象があります。これは、4K動画だからとも言えそうで、それ以上の画質の動画なら、違和感なく見れるかもしれません。ただ、今のところ、画質がいいもので数が多いのは、4K動画なため、解像度は上げなくてもとなります。
VRゲームでは、兄がよくやっているのは、『Vader Immortal』の1~3にある『ライトセイバー道場』というものです。ライトセイバーを使い、次々と攻撃してくる敵を倒すというもので、ライトセイバーを投げたり、近くの銃を使ったり、フォースで攻撃することもできます。
これが、非常に良くできていて、物語がある本編とは別なのですが、結構、楽しめます。兄は、ラウンド40までクリアしていて、私は、ラウンド10あたりです。兄は、かなりやってます。
そんな兄が、高画質じゃなくてもというのは、背景が綺麗になっているのは分かるけど、プレイ中は気にならないという話でした。敵と戦っている時に、少し映像が綺麗になっても、大した違いではないのかもしれません。
これも、どんなVRゲームをしているかで違いがありそうです。遠くを見るようなものなら、高画質かどうかの違いは大きそうで。私の場合、宇宙空間を飛び回る『エンドスペース』では、かなり良かったです。
SideQuestで設定を引き上げれば、どうしても、バッテリーの持ちは悪くなります。画質が、特に気にならなければ、そのままの方が、使いやすいのも確かです。
ゲームのダウンロード購入サイト Steamには、VRゲームが数多くあります。PCにゲームをダウンロードして、そのPCとVRヘッドセットを接続し、プレイするというものなのですが。
これだと、ゲームによっては、ハイスペックなゲーミングPCじゃないと動作しないものもあり、そんなゲームを高解像で遊ぶとなると、PC版 Oculus アプリの設定に加え、SideQuestによる設定変更も役立ちそうです。
PCに慣れていれば、CPUやグラフィックボードの性能から、できるゲームとできないゲームが、すぐに分かるのですが。PCに詳しくない場合、注意が必要です。SteamのVRゲームにも、日本語字幕が出ないものもあり、英語ができれば、どれでもという感じです。
私自身も、最初は、解像度を変更したことで、ホームのCGも鮮明になり、遠くの富士山のような山も綺麗で気に入っていたんですが。最近は、それに飽きてしまい、初期設定のままで使うこともあります。
SideQuestによる高画質化も、ちょっとしたことなので、Meta Quest 2本体の設定から解像度が変更できたらいいのですが。