以前、K-POP VR動画が無料で見れるアプリ『VENTA X (ベンタエックス)』の話を書いたのですが。このアプリでは、動画が4Kか8Kになり、Meta Quest 2で見比べても、綺麗さが格段に違います。
Meta Quest 2の解像度は、片目で1832×1920ピクセルで4K相当。4Kで片目の解像度は、2160×2160ピクセルなため、若干、下回っています。
4K相当のMeta Quest 2で、4K動画や8K動画が、見れるのかという話になるのですが。これは、解像度に合わせて映るよう処理されるため、問題なく見れます。
4K動画は、解像度がほぼ4Kなため、普通に見れるものの、8Kなら、どのくらい綺麗に見えるかは、気になるのところです。
これが、『VENTA X』でK-POP動画を見ると、明らかに違いが分かり、4Kよりも8K動画の方が、かなりクリアに見え、綺麗さが違います。
4K
8K
これは、アプリ『Venta X』で見た『ロケットパンチ』のVR動画をMeta Quest 2でスクリーンショットしたものです。
この2つを見比べると、大した違いが無いように見えますが。これを拡大してみると、クリアさの違いが分かります。
4K
8K
4Kの方が、どこか白っぽく薄く感じられ、8Kは、鮮明に見え、綺麗です。
Meta Quest 2でVR動画を見た場合、この映像は、等身大に近いサイズで見えるため、4Kと8Kの見た目の差は、かなりあり。これが、画像ではなく、動画になれば、体感での映像の綺麗さは、より大きくなります。
『Venta X』には、2,3年前の4K動画をアップスケーリングで8Kになっているものもあるのですが。やはり、そこまで綺麗にならず、難しそうです。
Meta Quest 2では、8KのVR動画を4K程度に処理して見れるため、もともと解像度が8KのVRヘッドセットと比べれば、綺麗さに差があります。
ただ、解像度が8KのVRヘッドセットだと、『Pimax 8k プラス』などがあるものの、数が少ないこともあり、割高感があります。
よっぽど映像にこだわりがあるなら、この価格でも、どうしようか考えるかもしれませんが、個人的には、そこまでではないです。
『VENTA X』は、韓国の政府機関による『コリアメタバース支援優秀企業』の日本向け資料にも、掲載されていました。
個人的には、Meta Quest 2を買ったばかりで見かけた『ロケットパンチ』は、元AKB48メンバーの高橋朱里さんがいることもあり、AKB48に詳しい訳ではないのですが、どこか身近に感じられる良さがあります。
『VENTA X』内には、韓国 SBSの音楽番組『THE SHOW』のVR動画があるため、いろんなアーティストの動画があるのですが、次から次へと見るというよりは、馴染みがあるものだけ見る感じです。
VR動画の場合、等身大に見えるため、一人一人の動きが見える分、見どころが多く、同じ動画でも飽きずに見れる良さがあります。
日本でも、様々なアーティストがVRで見れるようなものがあるといいのですが。この距離感と映像のクオリティだと、残念ながら、思い当たるものがありません。