『The Forest VR』というVRゲームを始めたのですが。以前、プレイした『Green Hell』と比べても、こちらの方が、作れる物も多く、怪しさもあり、かなり楽しめています。
上のYoutube動画は、配信者の詳細がないのですが、投稿している動画から、ゲームメーカーのものらしく。VRの動画はなく、これは、PCのものです。
Steamで『The Forest』を購入すれば、VRでもPCでもプレイできます。セーブデータは同じなため、PCでプレイしたものの続きをVRでというのも可能です。
この動画をみると、ホラー感があり、戦うサバイバル生活という印象になるのですが。実際にプレイしてみると、やり方次第なところがあり、私は、多少の緊張感はありつつ、気楽にプレイしています。
どんなゲームかというと、謎めいた島に飛行機が墜落し、何者かに息子がさらわれ、主人公は、投げ出された自然の中で生き抜きながら、息子を探すというものです。
このような物語だと、自然の中でのサバイバルもあり、息子も探さなければならず、大変と思われそうですが。実際は、そんなこともなく。
この息子というのが、子供のマネキンのような感じで、人間味が全くないため、急いで助けなければという感覚にならず、サバイバルに専念できる良さがあります。
全く物語がなく、自然の中でサバイバル生活だけでは、少し味気ないため、そこまでの惹きはないにしても、息子を助けるという目的があれば、いい張りがある感じになります。
サバイバル生活では、木や石などを使って、かなりいろんなものが作れます。VRなため、出来上がったものが、目の前にある感覚になり、これが楽しく、達成感もあります。
最初は、誰かが使っていたテントで寝泊まりしながら、木や石などの素材集めしたり、どんなところなのか探検したりになります。
ずっとテントで寝泊まりできればと思われそうですが。この島には、原住民がおり、目を覚ますと目の前にいたり、襲われることもあるため、身の安全のためにも家は必要になります。
原住民に追いかけられたら、どうするかなのですが。海の中に飛び込み、首までつかるくらいの深さまで入れば、追ってきません。
ただ、セーブは、寝泊まりする場所でしかできず、家に帰る途中で原住民と遭遇し、家に帰れず、ゲーム内で一晩中、海に浸かりながら、去るのを待ったこともあります。
怪しい原住民が3,4人でこちらを狙っているという状況で、夜の海で漂うというのが、なんとも心細く、ゲームながらVRなため、結構な緊張感があります。
ゲームの設定上、海には敵がいないんじゃないかと思えるから、この状況が耐えられるところもあります。今のところ、魚や大きなカメが泳いでいるのが見えるだけで、サメのようなものに襲われたことはないです。
サバイバル生活で何が作れるかなのですが。住むところなら、細い枝と葉っぱでテントのようなものが作れたり、大きな木を切り倒して、そこそこのログハウスなども作れます。
家の中に入れる家具、アイテムを置く棚、椅子、暖炉なども作れるため、ものづくりが進むと、生活環境が一気に改善し、ここに面白さがあります。
どうしても、必要になるのが、食料と水です。そこで、動物を捕まえるための罠もいくつかあり、水を確保するため、カメの甲羅を逆さまにして、雨水を貯めたりもします。
この他、原住民の攻撃を防ぐため、丸太で壁を作ったり、柵やバリケードのようなものを敷いてみたり、とにかく、いろいろやれます。
肝心の武器については、手持ちのサバイバル本には作り方が書かれておらず、持ち物を広げた状態で、広げたハンカチの上に素材を置いて、武器を作ります。
作り方は、素材を指定して、『combine』を押して、ハンカチの上に移動させます。目の前に、歯車が表示され、歯車が全部白くなれば、武器作成に必要な素材が揃ったことになり、ハンカチの上に灰色の歯車が表示され、決定すれば武器が完成します。
例えば、石オノを作るなら、『細い木』、『石』、『ロープ』で出来できます。これに、鳥の羽、原住民を倒した時に手に入れた歯などを付けていくなど、カスタマイズできます。
何と何を組み合わせたら、どんな武器ができるかというのも、探しながらの方が、出来た時の喜びがあります。謎も多いため、これが攻略サイトなどで知ってしまうと、台無しになるような気がします。
今月に入り、普通のPCゲームで街づくりするようなものを探していたのですが。どうかなと思いつつ、『The Forest VR』を手に取り、やりたいことが満たされた感じです。
Meta Quest 2のバッテリーが切れるくらいやってしまうのが、久しぶりです。2時間半くらいで切れるのですが、このくらいで一度やめて、休憩できる方が、私には、ちょうどいいような気がします。
このゲームは、サバイバル生活になるものの、ゲームとしての優しさもあり、最初からオノやライターを持っていて、ライターはガスが切れることもないです。
リアルさを追求し過ぎて、最初からやり難いゲームというのも、たまにあるのですが。このゲームは、そこらへんが程良く、序盤のやり易さがあり、気分良く楽しめるようになっています。
それでも、突然、自然の中に放り出されたところから始まるため、どうやって生き続けるかを模索しながら、2回ほどゲームオーバーで死んだりしてます。それも、面白いところではあるのですが。
喉の渇きや空腹で倒れると、変な人達に連れていかれ、気づくと洞窟の中で吊るされます。そこからは、脱出できるのですが。原住民と戦って、負傷して倒れたりすると、ゲームオーバーになるようです。