朝食を食べようとダイニングテーブルに座ったところ、一瞬、カパッという音が足元から。しゃがんで床を押しながら、鳴った場所を探したところ、わずかに浮いたところがあり。
見た感じは、分からないくらいなのですが、指で押してみるとそこだけ沈み、1mmほど浮いています。横から紙を入れたところ、1cmほど入りました。小さな穴があるのは、爪楊枝で刺して、軽く持ち上げてみたからです。
母に、その話をした時に、ワックスがけについても聞いたところ、そんなことした事ないと言われ、10年ほど何もしてないと話していました。
父も母も手入れするという感覚が全く無いのは、薄々気づいていたのですが、フローリングについても、そのようです。
フローリングは、キズや汚れを防ぐため、年に一度くらいワックスがけするものです。言われてみれば、床がくすんでいて、艶がありません。
こうなると、いつものことなのですが、私の出番になります。正直、面倒でやりたくはないです。ただ、どう考えても、やる人が私しかいません。
単純に接着剤で貼り付ければとも思ったのですが、接着が弱く、再び浮き出すと困ります。そこで、フローリングの浮きは、どうやって修理するものなのかを調べました。
その時に見つけたのが、『床鳴り・浮き ひび割れの補修に ボンド フロアメンダー』というものです。早速、購入することにしました。
セット内容からも分かるのですが、フローリングの浮いたところに、キリなどで穴を開け、接着剤を注射器で注入して接着させるものです。
家の浮いたフローリングは、浮いた部分が広くないため、穴を開けず、薄いプライスチック辺をヘラのように使い、そこに混ぜ合わせたボンドをのせて、浮いた部分に埋め込むように塗りました。
最後は、割りばしを折らずに浮いた部分に乗せ、その割りばしの上に椅子の足を置き、重しにしました。その状態にして、2時間ほど経ったでしょうか、翌日には、しっかりくっ付き、浮きが直りました。
この接着剤、2つの液体をよく混ぜて使うため、そこが面倒なところなのですが。気になるような接着剤のニオイがしませんでした。塗った量が少なかったからかもしれません。
よくある接着剤との違いとしては、固まるまでに時間がかかることだと思います。混ぜ合わせた接着剤は、500gで30℃の場合、40分使えるとあります。
このパッケージだと、接着剤の量が45gなため、違いはあるのですが。それでも、流し込むまでの時間は、十分、ありそうです。混ぜ合わせて使う接着剤のセットが、3つあり、1つで15gなので、ちょっと使う時には便利です。
これで、浮きは直ったのですが、今度は、ワックスがけになります。