料理を作っていて、意外と面倒なのが、残り物です。味噌汁は、父が決まって食べるのですが、同じものでも平気なため、多めに作ります。煮物の場合も、一度に食べ切るよりも多めに作るため、最後は冷蔵庫へ入れることになります。
大分前から愛用している円形のステンレス容器があり、母が、見た目以上に入ると度々話すほど便利に使えていました。私が見ても、深さがあるのか、思ったよりも入ります。鍋に残った量を見て、この容器では、足りないだろうと思うものも、ギリギリ入ったりします。
最近、冷蔵庫の棚が薄っすらと塗れることがあり、何かをこぼしたでもなく、ステンレス容器は、密閉されているなため、何だろうなと思いつつ、冷えた飲み物の表面に付く水滴のようなものかなと考えたり。
2週間ほど経った頃、牡蠣の味噌汁を作り、それをステンレス容器に入れていたんです。しばらくして、再び冷蔵庫の棚が薄っすらと塗れ、それを拭き取った時、牡蠣のニオイで気づきました。
漏れ出しているところが分かり難く、ステンレス容器のフタを押さえる金具から漏れていました。2枚目が内側なのですが、見た目では、分かりません。金具よりも上に水を入れたところ、下に敷いたティッシュペーパーが、みるみる塗れ出しました。
このステンレス容器、10年以上は使っているものらしく、誰かが落として壊してしまったようです。この容器は、頻繁に使うものなので、母から同じものを買っといてと頼まれ、アマゾンで探すことに。
同じ様なものがあるんですが、レビューが少なく、今時のものじゃないような気がしました。金額的にも、やや高めな気がして、作りを考えても、また金具部分が壊れてしまえば、同じことの繰り返しにもなります。
今の流行りは、プラスチックかなと思い、見つけたのが、『岩崎工業 抗菌 保存容器 スクリュートップキーパー 1200浅型 抗菌 B-2273KN』です。2つ注文しました。
壊れたステンレス容器と比べると、見た目は、こんな感じです。容量は、ステンレス容器が1L、新たに購入した方が、1.2Lです。高さが10cmほどあり、冷蔵庫の棚に入る大きさでした。
アマゾンに掲載されている画像が間違っているため、注意が必要です。画像は、750mlですが、届いたものは、1200mlで間違いなく。書かれている商品サイズも、1200mlのもので間違いないです。
この容器を使ってみて、便利だなと感じるところがいくつかありました。ステンレス容器の場合、中身が見えないため、シールを貼って、中身を書いていたんですが、この容器は、中が見えるため、その必要がなくなりました。
ステンレス容器は、保管するだけという使い方だったのですが。この容器は、フタを外せば、電子レンジで使えて、食洗器もOK、密閉性も良いです。
母は、回すタイプのフタが苦手で、ドレッシングやソースのフタも、斜めに閉めるクセがあるんですが。この容器、どうかなと思いつつ、商品紹介のところを見ると、約60度で開閉とあります。
このくらいなら、大丈夫だろうと母に何度か開け閉めさせたところ、後は慣れかなという感じで、なんとかなりそうです。子供の頃に、遊び感覚で手先が器用になるようなことをしていれば、母のようにはならないのかもしれません。
このくらい入る容器があれば、残りものを鍋のまま冷蔵庫へ入れることもなく、大分、便利に使えます。プラスチック容器は、価格も安く、カタチも様々で電子レンジも使えたり、人気があるのが分かる気がします。