この2,3ヶ月で、VRゲームの中でも特に人気が高い『The Forest』、『サブノーティカ』を立て続けにプレイして、確かに刺激的で面白いのですが。少し落ち着いて楽しめるものがしたいと思い、今度は、『ICE LAKES』を始めました。
上の動画は、YouTubeの公式チャンネルのものです。『ICE LAKES』は、日本語にも対応しています。
これは、凍った湖面に穴を開け、そこから釣り糸をたらして、魚を釣るという『アイスフィッシング』のVRゲームです。
VRでも、普通の釣りゲームもあるのですが。どうせやるなら、普段、できないような釣りの方が面白いんじゃないかと思い、これを選びました。やってみると、知らないことが多く、新鮮さもあり、面白いです。
最近、気温が高いこともあり、このタイミングで氷上のアイスフィッシングは、気分も涼しく感じられ、これが良く。全く違う環境に飛ばされた感覚になり、いい気分転換になります。
ゲームとしては、北海道でのワカサギ釣りのような小さい釣竿を使い、釣り糸をたらすだけなため、通常の釣りのように、仕掛けを遠くに投げる『キャスト』がありません。
これが、個人的には、都合が良く。VRゲームの場合、キャストの動きは、そのまま行うため、その分、広い空間が求められるのですが、それがなく。
通常の釣りと比べ、アイスフィッシングの仕掛けは、シンプルです。これも、私のような釣り初心者には、やりやすいポイントになっています。
このゲームの始めた方としては、マップの端になる!マークを押し、そこから、どんな魚が釣れるかのリストを見ます。あとは、釣りたい魚に合わせ、エサや疑似餌を選び、その魚が好みそうな深さを探りながら、釣り糸をたらします。
アイスフィッシングは、テンポ良く、釣竿を上げたり下げたりして、エサが生きてるように見せて、魚を釣るというものです。
氷上にドリルで穴を開けて、釣りをするのですが。極寒の環境なため、その穴に氷がはり始め、お玉のようなもので、穴にはり始めた氷をすくって捨てる必要があります。これが、全く馴染みが無いことだけに、地味に面白く。
魚がエサに食いつき、アタリを感じるのですが、VRだとリアルに感じられます。タイミング良く合わせて、リールをまき、穴から魚が出てきた瞬間、大きいと釣れた!という喜びがあります。
シングルプレイでも、大会やトーナメントをやり、上位に入れば、お金がもらえ、それで、釣り具を買いそろえます。
このゲーム、もともと魚の知識がないと楽しめないゲームと思われそうですが、そんなこともなく。
魚の知識がなくても、どの餌だと、何が釣れやすいかは分かります。いろんな場所に穴を開けて、釣りしつつ、釣れた魚の情報は、最初のメニュー画面にある『統計』から見れます。
そこには、魚の大きさ、釣れた水深、どこで釣れたかなど表示され、そのデータがたくさん集まれば、この魚は、どこら辺に多くいて、どのくらいの深さがにいるかも分かるようになります。
魚を釣り上げた経験が多ければ多いほど、魚の情報も集まるため、狙った魚が釣れやすくなるという流れになります。
最初は、どこら辺にいるか、どのくらいの深さにいるかを探りながら、釣りを楽しみ。慣れてきたら、自分の釣り上げた魚の情報を元に、狙った魚が釣れたりすると面白くなります。
注意が必要なところは、制限時間があり、始まったら、好きなところへ行き、釣りを始めればいいのですが。残り1分になると、スタート地点に緑色の円が表示され、最後は、そこに戻って来ないと失格になります。
残り2分の時点で、スタート地点に遅れず戻るよう表示があります。私の場合、残り1分半になったら、必ずやめて、スタート地点に走って戻るため、今のところ、失格はありません。
移動時は、視点が切り替えられるようになっていて、ミニチュアサイズのキャラクターが、走り回っているのを見ているのも、どこか楽しいです。
釣り糸をたらした後、上下や左右に釣竿を動かすため、最初、右利きだと左手に釣竿になり、左腕と左の胸あたりが軽い筋肉痛になりました。
魚釣りゲームだと、魚が釣れただけだと、そこまで面白く感じられないところがあり。みんなで釣果を競うため、思ったよりも楽しめています。