母が使っていた包丁の持ち手の部分、木製の柄が古くなり崩れたため、柄を交換することにしたんです。
包丁は、こんな感じです。ずいぶん前に買ったものらしく、15年くらいは使っているかもしれません。
YouTubeで包丁の柄を交換する動画を見た時に、これならできるんじゃないかと思い、必要な道具などを揃えました。
もともとの包丁と同じサイズの柄が見つからず、近いものを探しました。取り付けた刃が取れないよう水に強い接着剤『コニシ ボンド ハイスピードエポ 6gセット #15113』も購入。
どのように包丁の柄を外すかなのですが。コンクリートの階段に刃を掛け、柄の部分を金づちで叩きます。そのままやってしまうと、コンクリートが傷つくため、100均で購入した薄いまな板を置き、そこに刃を置いて、叩きました。
実際にやってみると、これが、意外と難しく。軍手した手で包丁の刃を押さえ、もう片方の手で金づちを振り下ろし、柄を叩くのですが。思いっきり叩くと、刃を持つ手に強い振動が伝わり、手がしびれます。
包丁は、かなりガッチリ、柄と付いています。古い包丁で、柄の上の部分が欠けてくるような状態でも、簡単には、取れません。
最後は、柄が少し動く状態になり、刃と柄を持って、柄を上下左右に少しずつ動かし、柄がミシミシと動くようになったところで、金づちで数回強く叩き、やっと柄が取れました。
やったと思いつつ包丁を見ると、柄に差し込む部分が酷くサビていて、サビを落としたら折れそうな細さ。柄の交換は、無理そうだと断念。
2年ほど前から、母が包丁を使った後、洗った食器を置く水切りかごに置くと、刃の部分に赤いサビが付き。
使った後は、刃の水気を拭くよう、母に言ったことを覚えています。これは、刃が水で濡れているからではなく、柄の部分からサビが流れていたのかもしれません。
結局、同じ『関孫六 菜切り包丁』を購入することにしました。同じ鋼(はがね)だと、また、サビそうなので、今度は、サビないステンレス製です。
鋼の包丁は、自分で研いだり、手入れする方ならいいのですが。レビュー数や評価を見ても、今は、ステンレスの方が人気のようです。
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