初めてヒーターベストを購入したのは、5年ほど前。外出する際、厚着をすると窮屈に感じ、何かないかと探していたところ、ヒーターベストを見つけました。
最初は、外で使うものと思い、『SUNART 充電式Wヒーター内蔵電熱ベスト ぬくさに首ったけ あったかベスト SHV-02』にしました。
1分も経たずに温かくなり、専用バッテリーは100gと軽く、強中弱の3段階で切り替えでき、強で3時間ほど、弱なら7時間ほど使えて、いつでもどこでもという便利さがありました。
そのうち、外だけではなく、部屋の中でも使うようになったのですが。ヒーターベストを着ていないように見えた方が良さそうだと思い、薄手のヒーターベストを購入。
これが、二つ目のヒーターベストです。薄手でのもので、多少、伸び縮みする素材になっていて、風は通しません。これなら、中に着れば、ヒーターベストを着ているかどうか分かりません。
最初のものとの大きな違いは、『SUNART あったかベスト』は、付属の専用バッテリーを使うのですが、これは、スマホなどに使うモバイルバッテリーが使えます。
薄手のヒーターベストは、3年ほどで壊れました。どこが壊れたか調べたところ、USBコネクター近くのゲーブルが断線したためでした。
その原因は、モバイルバッテリーの差し込み口がタテだったからのようです。USBコネクターを90度に曲げた状態でモバイルバッテリーに接続し、曲がった部分が服の中ということで力もかかり、断線したのだと思います。
先日、再び薄手のヒーターベストを購入しました。これは、前と後ろのヒーターを切り替えられるようになっていて、背中だけ温かくしたり、お腹部分だけ温かくという使い分けができます。
前と同じ様なものなのですが、新しい方がやや重く、前のものと比べ、2割ほど重いように感じます。それでも、大した重さではないのですが。
今まで、モバイルバッテリーで使うのが当たり前だったのですが。モバイルバッテリーに接続して使えるなら、PCとUSBケーブルで接続すれば、使えるんじゃないかと思い、調べてみました。
ヒーターベストの解説には、5V~7.4Vの電源、5V/2.1Aモバイルバッテリーの使用をお勧めと書かれています。PCのUSBからの給電は、USB3.0では、電圧が5V、電流が900mAです。
モバイルバッテリーの出力は、近年、2.4Aというものもあるのですが、ちょっと前なら、1Aというものも多く売られていました。それを考えると、PCのUSB給電の900mAなら、1Aに近いため、使えるかもしれません。
PCとヒーターベストをUSBで接続するため、延長コードを買いました。これは、ダイソーなどの100均で売られているものです。
使い始めて1ヶ月ほど経つのですが、全く問題なく使えています。これなら、目の前にパソコンがあれば、モバイルバッテリーを使わず、ヒーターベストが使い放題になります。
こんな使い方ができるなら、モバイルバッテリーを充電する際に使う、コンセントに差し込むアダプターから直接USBでヒーターベストに接続しても使えそうです。
本来、ヒーターベストは、モバイルバッテリーで使うものなので自己責任になります。ヒーターベストは、種類が豊富にあるため、どのヒーターベストでも同じように使えるとは限らないかもしれません。
エアコンで部屋を温めて、冷えた体を温めようとすれば、時間がかかります。それなら、肌に近いところで温めるヒーターベストを使った方が、すぐに温まり、省エネ効果もかなりありそうです。