進撃の巨人VR: Unbreakable 立体機動装置で飛び回る感覚もリアル、これで酔い難いのも凄く

VRゲーム『進撃の巨人VR: Unbreakable』のアーリーアクセス版をプレイしてみたのですが。思ったよりも、アニメの雰囲気もあり、動きも再現されていて、驚きました。



上の動画は、開発元 UNIVRSの公式チャンネル『進撃の巨人VR: Unbreakable』のゲームプレイトレーラーです。

動画で見ると、映像的に少し粗いように思われそうですが。これが、PCと接続したPCVRではなく、Meta Quest 2単体でプレイできるところに、凄さを感じます。

このゲームの肝心な部分、立体機動装置を駆使しての巨人との戦闘については、個人的には満足できものでした。

進撃の巨人と言えば、2本のアンカー付きワイヤーを打ち込んで、それを巻き取ることで体が引っ張られて、あちらこちらへ飛び回れる『立体機動装置』なのですが。

この『立体機動装置』が、非常によくできていて、左右の手にVRコントローラーを握っていることもあり、疑似体験感が凄いです。

VRならではの臨場感もあり、高い建物の上に、瞬時に上がれたり、広い空間を素早く動いている感覚があります。巨人の大きさもリアルに感じられ、肌で感じる怖さがあります。

巨人の動きも、こちらを探そうと見渡したり、見つければ、襲ってくるため、知能が感じられます。巨人は、大きさから動きが遅いだけで、基本的に動きがいいため、気が抜けないところも良くできています。

巨人は、うなじのところが弱点なため、動き回って、後ろに回り込み、そこに攻撃することになります。

巨人の動きを見つつ、どこにアンカーを打ち込むか、その後、どう動くかを考えるため、コツが必要になり、それに面白さがあります。

しかも、両手に持った武器のブレードも、使っていると刃が傷み折れるため、付け替えなければならず、なかなか細かいです。

PS版の『進撃の巨人』をプレイしたこともあり、VRゲーム化しても、アニメの複雑な動きは、体感できないんじゃないかと思っていたんですが。

実際に、プレイしてみて、『立体機動装置』の使い心地も良く、予想以上に良かったです。VRとの相性も良さそうで、夢中になって楽しめます。

最近、これは凄いというゲームに出会えず、PCVRの『The Forest VR』と『サブノーティカ』を超えるものは、無いんじゃないかと思ってたのですが。『進撃の巨人VR: Unbreakable』は、今のところ、かなりいいです。

プレイしているユーザーのスコアが、ランキングで分かるのも、みんなで戦っているような雰囲気になります。

現時点では、アーリーアクセス(早期アクセス)なため、ベータ版のようなもので、ゲーム本編の前半部分のみです。その後、後半部分とマルチプレイがリリースされるとあります。

立体機動装置を上手く扱うには、慣れが求められるため、これを自分なりに楽しみながら磨いていければ、長く楽しめそうなゲームです。

何度かプレイしていて、気づいたことなのですが。これだけ、飛び回っていても、他のゲームのように、VR酔いした感覚になりません。

これは、開発元のUNIVRSが、特許出願中という独自開発した酔いを防止する移動技術によるものかもしれません。

これは、個人的な感想なため、誰がやってもVR酔いしないというものではないです。ただ、私自身は、酔いやすいタイプながら、快適に遊べています。

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