前回、スニーカーの修理について書いたのですが、足つながりで足裏にできる『魚の目』や『たこ』の話です。ボコンと出た部分を削るために、普段から『KIMINO 角質削り』を使っています。
先にカミソリの刃が付いていて、持ち手方向に引くことで角質の堅い部分が薄く削れます。ヘッド部分に付けるアタッチメントがあり、これを付けるとヤスリのように削れるのですが、私は使いません。小さい箱の中には、カミソリの刃が10枚入っています。
5年ほど前から使っていて、使う頻度は、月に3回くらい。シンプルな道具なのですが、堅い部分を薄く切るという感じで、ヤスリで削るよりも簡単です。
使い方のコツとしては、軽くあてて引くことくらいです。時間も大してかからず、爪切りを使う感覚で気軽に使っています。
私の場合、右足裏の小指の根本部分に『魚の目』ができやすく、だんだん堅くなり、歩くときに痛みを感じるようになります。そんな時、これで出っ張ったところを削ると痛みが無くなり、快適です。
『魚の目』と『たこ』の違いなのですが。『魚の目』は、真ん中に芯があり、堅くなった部分が深いため、強く押されると痛みを感じます。『たこ』は、芯がなく、表面が堅いだけなため、強く押されても痛みを感じません。
薬を使い、『魚の目』を取ったこともあるのですが、しばらく経つと同じところにできてしまい、それなら、痛くならないように堅い部分だけ削ればいいかと考えるようになりました。
この角質取り、出っ張った堅い角質は、カミソリの刃が当たりやすく、やわらかく弾力がある普通の肌は、よっぽど強く押し当てて使わない限り、刃が当たりません。『魚の目』や『たこ』が出ているところを1回で分厚く切ろうとせず、何回かに分けて削った方が、削り過ぎず安全です。
お財布など革製品を作る際に、同じ様な道具を使うようです。革製品は、かなり歴史があるので、もしかしたら、革製品の道具から角質取りにも使われるようになったかもしれません。
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