キッチンの下に収納できる食洗機『ビルトイン食洗機』が、先日、『電源 切/入』ボタンのところに、赤く『点検』というランプがついていることに気づきました。
今年は、ドラム式洗濯機の糸くず詰まり、エアコンのドレンホース詰まり、壊れた冷蔵庫と温水洗浄便座は買い替えと、次々と家電に問題が起きていて、今度は、食洗機です。
母は、点検ランプがついていることすら知らず、ずっと使っていたようです。ほぼ母しか、食洗機を使わないため、また、家電を壊そうとしているのかと思ったのですが、調べたところ、母の対応は、間違っていませんでした。
この点検ランプ、どこかが壊れているからではなく、単純に10年経ったから、点灯するというものでした。
我が家で使っているパナソニックの食洗機だけかと思ったら、これは、以前、法律で定められていたため、このようになることが分かりました。
食洗機は、消費生活用製品安全法により特定保守製品に指定されていて、法定点検実施を義務付けていたのですが。2021年8月1日に法令が改正されて、食洗機は、事故が少ないことから、特定保守製品ではなくなり、点検が任意になりました。
点検を知らせる方法は、食洗機の機種やメーカーで違い、点検ランプがつくものもあれば、『88』と表示されたり、全ランプが点灯するなど様々です。
三菱の食洗機は、点検ランプがついても、『応急運転』を押しながら『乾燥』ボタンで表示が消えるらしく、パナソニックはメーカー点検員じゃなければ消せないそうです。
点検にいくらかかるかなのですが。点検だけで済めば、我が家のパナソニック ビルトイン食洗機だと、1万5000円ほどです。
ただ、もし、どこかに不具合があったり、部品が傷んでいれば、さらに、かかることになります。食洗機の水漏れ修理だと、3万ほどかかることもあります。
ビルトイン食洗機の寿命は、10~15年。食洗機の大きさにもよるのですが、5万円前後から新品が買えることを考えると、修理するよりは、買い替えた方が良さそうです。
パナソニックの公式サイトでも、点検ランプがついていても、通常通りに使えると書かれています。気にしなければいいだけなので、母の対応が正しいことになりそうです。
我が家の場合、食洗機を使い始めたのが、5,6年前です。母は、手間を惜しむため、一人分の食器でも食洗機を使いますが、父と私は、手で洗う方が多いです。我が家では、私が食器を洗うことが多く、次が父、最後が、母です。
食洗機に使った食器を入れる時、ある程度、汚れを洗い流す必要があります。これをしっかりやれば、食洗器内の手入れをほぼしなくても済む反面、スポンジで洗うのとの差が、ほぼ無いような感じにもなります。