エアコンの水漏れを自分で直す エアコンから再び水漏れ、トレイの白い物は何?

昨年の8月末、リビングのエアコン(長府)から突然水漏れがあり、自分で直したと書いたのですが。今年も、お盆が過ぎた途端、再び水漏れを起こしました。

昨年は、エアコン側からドレンホースの詰まりをサクションポンプで解消したのですが。今度は、エアコン内の別のところが詰まりました。

今回も、突然、エアコンから水が派手に流れ落ちてきました。昨年も同じことがあったばかりなため、驚きもしなかったのですが、ドレンホースの詰まりを解消し、たった1年で再び詰まるだろうかという疑問がありました。

前回と同様に、エアコンのカバーを外し、ドレンホースにサクションポンプを差し、空気を送り込んだところ、詰まった時の抵抗がありません。

変だなと思いつつ、ドレンホースを元に戻し、エアコン内で水分を受けるトレイ(ドレンパン)に水が溜まっているか指を入れてみたんです。

すると、人差し指の第一関節くらいまで水があり、トレイからドレンホースに流すところで詰まっているのが分かります。

中に入れた指を動かしてみると、ゼリー状のものに指が当たり、何かが大量に浮いている感じです。

エアコンの水分を受けるだけのトレイの中に、いったい何が浮いているんだろうと思いつつ、このトレイを自分で外せるかという不安もあり。

業者に頼みたいところですが。昨年、全く同じ時期に電話したところ、エアコン修理が忙しすぎて、予約も取れない状態だったことを思い出し、今回も自分でやるしかないとなりました。

トレイを外すには、風向きを調節するルーバーも外すことになり、結構、大変そうです。最悪、ルーバーが動かなくなっても、エアコンが使えればいいかとなり、自分で分解してみました。

すると、エアコンにもよるのかもしれませんが。組み立て方の手順として、エアコンのカバーを外したら、次は、ルーバーとトレイを外すという流れのようで、他のパーツをいろいろ外さなくても良さそうです。

ルーバーの2つのモーター、温度表示、よく分からないコネクターも外したところで、ルーバーとトレイが外せました。

上下のルーバーの細長い板状のものは、外すのが難しく。曲げすぎて壊れるんじゃないかと思いながら、強引に外したのですが。トレイを外す目的なら、ここは、外さなくても済んだかもしれません。

これが、問題のトレイなのですが。左側のふさがった小さな穴が、水を外に出すためのものです。なぜ、トレイの中に、こんな白い物がびっしりついているのか分かりません。

湿気で細菌が繁殖したのか、ゼリーよりも寒天に近いです。これが溜まって、トレイの穴をふさいだようです。

これをすっかり綺麗にふき取り、取り付けたところ、水が溢れることもなく、しっかり、外に流れ出るようになりました。

昨年は、ドレンホースの詰まりだったのですが。ドレンホースから出てきたものを見た時に、白っぽかったのを覚えていて、当時、虫によるものかと思っていたのですが。

その色が、このトレイのものと全く同じなため、この寒天のようなものが流れて詰まったんだと思います。

これで、エアコンの水漏れでありがちなドレンホースとドレンパンの詰まりを直したことになります。

どちらもやってみて、個人的な感想なのですが。エアコンの水漏れは、機械的な故障ではないため、やる気になれば自分で直せるものだなと思いました。

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