ゆがんだ床を骨組みから直す いろいろ加え時間がかかったものの無事に完成、床下も自分で直せる

床がふにゃふにゃになった六畳間を兄と一緒に床下を修理し、ギリギリ年内に完成できました。12月の1ヶ月間、毎週末、床下修理になり、タダでも忙しい12月で大変だったのですが、満足感や達成感があり、やり甲斐はありました。

兄も私も、日曜大工というものをほとんどしたことがなく、まったくのド素人です。畳をはがし、床の板を外して、初めて状態が分かるため、始めたタイミングが悪かったかもしれません。

兄も、最初は、骨組みには問題なく、上にのっている板だけ変えれば済むんじゃないかと考えていたようです。それが、板を外したところ、骨組みが折れたり腐っていて、これには驚いていました。

兄は、せっかくだからと床下に調湿剤を敷いたり、断熱材のスタイロフォームも入れ、防虫剤を木材に塗るなど、もともとの作りになかったものを次々と加え、その都度、調べながらなため、だから、これだけ時間が、かかったところもあります。

もともとの状態、ふにゃふにゃの床下を直すだけなら、骨組みからでも段取りさえ分かれば、個人でも4日もあればできそうです。

個人的なイメージなのですが。最初、床下を作り替えるくらいだと重い建材を運び、額に汗して、いろいろやるようなものじゃないかと思っていたんです。

それが実際にやってみると、床下の一番下にある一番重い角材でも、男二人なら難なく運べるくらい。ガタイがいい人だったら、一人でも運べそうです。

骨組みに使った角材、断熱材のスタイロフォーム、合板は、近くにあったホームセンターで購入しています。そこから、無料でトラックを借り、建材を運びました。

角材は、もともと使われていた角材のサイズを調べ、そのサイズと同じものを買い揃えることになります。部屋の床下は、縦と横に角材を組むのですが、家を建てた時に作られた部屋の枠があり、その枠に角材を通すため、サイズを合わせなければなりません。

角材を必要な長さに切り、以前、書いたのですが、その角材に防虫・防腐剤『クレオトップ』を塗り、それが乾いたら、床を支える骨組み作りです。

束という角材を支える足を立て、それを『束職人』というボンドで束石と接着し、固定します。

その下に防湿シート『床下調湿剤 床下カラッと 専用 強力防湿シート 1本』を貼り、調湿剤『床下カラッと 敷き込みタイプ 床下調湿材』をまきます。

次に、断熱材のスタイロフォームを角材の間に挟むように切り、『WZピン 18個入 厚さ 50mm』で固定。

後は、その上に、合板のコンパネを敷いて、釘で固定し、床下は完成です。

ちょっと大雑把な計算になりますが、6畳間の床下を骨組みから直した時の材料費は、床下だけなら、5万円ほど。これに、断熱材のスタイロフォームを加えると+1万5000円くらい、床下乾燥で調湿剤をまくと+3万円くらいです。

今回、いろいろやったのですが、材料費だけなら、10万円ほどかかった計算になります。兄は、他の部屋も直したいらしく、それで、床下乾燥と断熱材もやったのですが。もし、床下が頑丈で平らにしたいだけなら、半分の5万円で済みそうです。

床下乾燥や断熱材は、家全体だったら、大きな効果があるのですが、一部屋だけでは、正直、効果は薄いです。兄は、やる気ですが、仕事で忙しいこともあり、正直、他の部屋の床下修理までするか怪しく。これなら、床下乾燥と断熱材は、無くても良かったかもしれません。

この金額は、材料費だけなため、これに、電動工具代が加わります。素人でも、それなりにやれたのは、電動工具を揃えたからなのですが、それでも、必要なものもあれば、これは、無くてもよかったものもあります。

次回は、床下修理のために買い揃えた電動工具の話です。使ってみて、初めて分かることも多く、いろいろ考えるところがあります。

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