コーヒーをよく飲むようになった切っ掛けは、覚醒作用で眠気がなくなり、いろいろとはかどるからです。味よりも効果で飲み始め、より効果を高めるために、豆を挽いてコーヒーを淹れたり、これが数年続き、すっかり習慣になっています。
1年ほど前から、めまいを感じるようになり、その程度も様々。普段なら念のため病院に行くところですが、コロナウィルスに感染すれば、それでどころではなく、自分でどうにかしようと思いました。
しばらくして、コーヒーを飲んだ後に起こりやすいことが分かり。調べたところ、カフェインは、過剰に摂取すると交感神経を強く刺激してしまい、自律神経のバランスが崩れ、吐き気やめまいを引き起こすことが分かりました。
それなら、コーヒーを飲むのをやめようとなるのですが、これが簡単なことではありません。飲むのが習慣になっているため、飲まないと調子が上がらないというか集中できず、冴えない状態に気分も悪いです。
どうしようかなと考えたところ、ノンカフェインのコーヒーにたどり着きました。これだとコーヒーを飲んだ気分にはなるので、今までと変わらず、摂取するカフェイン量を大幅に減らせます。
カフェインレスのコーヒーで、今、飲んでいるのは、『マウントハーゲン オーガニック フェアトレード コーヒー』と『ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス』。個人的な好みですが、マウントハーゲンの方が、味がいいです。
カフェインレスにはなっているのですが、厳密に言えば、カフェインが全く入っていないのではなく、マウントハーゲンが99%カット、ネスカフェが97%カット。
凄いのが、ノンカフェインにするため、コーヒーに似せたものではなく、本当のコーヒー豆を使い、水や二酸化炭素でカフェインを取り除いています。それだけに、味は、コーヒーそのものです。
インスタントコーヒーなので、何も言わずに出してしまえば、ノンカフェインとは誰も気づかないレベルです。ミルクや砂糖を入れれば、全く分からないかもしれません。
ノンカフェインに切り替えて、2ヶ月ほど経ちました。寝る前に飲んでも眠れて、めまいの方も歩けないほどになることが、大分、少なくなりました。カフェインによる利尿作用もないため、何度もトイレに行くことがないのも助かります。
カフェインが、ほぼ無いので、覚醒作用もないはずなのですが、習慣として、コーヒーを飲んでいたため、目が覚めるような錯覚があります。コーヒーを飲み始めた頃は、覚醒作用が実感できたのですが、飲むのが習慣になり、思ったほどの効果はなかったのかもしれません。
どんなことでも、そうなのかもしれませんが、やり過ぎは良くないということでしょうか。