母が、新米が食べたいと言い出し、買いに行くのも手間がかかるため、ネットでお米を買うことにしたんですが。お米の研ぎ方や浸水時間だけでも、ご飯が美味しくなり、この違いに驚きました。
私は、お米の品種には、こだわりはないのですが。ご飯を炊くのが、なぜか、いつも私なため、どんなお米でも、美味しく炊けたらと思い、いろいろ炊き方を変えたりしています。
今回は、母がコシヒカリが好きなため、Amazonで探しました。すると、圧倒的に評価が高く、レビュー数も多いものに、新潟産のコシヒカリがあり、こちらを注文しました。
販売・出荷元は、株式会社 お米のたかさか。平成12年 優良米穀小売店全国コンクール 食糧庁長官賞を受賞していて、5ツ星 お米マイスター 在籍とあります。正直、よく分からないものの、良さそうなのは伝わってきました。
翌々日には、注文したお米が届きました。梱包を開いた時に、1本の稲穂が入っていて、これに驚きました。母も、細やかな心遣いを感じたらしく、美味しいに違いないと思ったようです。
私が、お米を研いで炊いてみたところ、最初は、ちょっと感じが掴めず、おいしいけれども、もう一つと感じたんです。
そこで、お米が入った袋を見たところ、後ろに炊き方の説明があり、そこで、自分のやり方が、間違っていることに気づきました。
今度は、説明に書かれた通りに炊いたところ、より美味しくご飯が炊けて、これが、本来の味かもしれません。
炊き方の何が違っていたかなのですが。一つは、お米の研ぎ方です。私は、手が水に濡れると荒れるため、泡だて器を使っていて、これは、以前、テレビで紹介していた研ぎ方によるものです。
どの番組かまでは、覚えていないものの、お米に水を入れ、それを流したら、泡だて器を12回ほど全体を混ぜるように動かし、水を加えて、それを捨てて、これを2,3回ほど繰り返すというものです。
私は、それに水流を利用した自動洗米機を参考にして、最初に浄水器の水で軽く浸して流した後、水道の水を流しながら、泡だて器で洗っていました。
お米の袋に炊き方の説明があり、洗米については、『最初は炊飯釜にたっぷり水をはり、2~3回かき混ぜ、すばやく水を捨てます。その後は、力を入れずに2~3回、すすぎを繰り返します。※多少水が濁っているくらいがちょうど良いです。』とあります。
ここで、多少水が濁っているくらいが良いとあるため、その通りにしました。すると、ご飯が炊けた時の香りに違いがあり、風味も強く感じられるようになりました。今までは、研ぎ過ぎていたようです。
もう一つは、浸水時間です。これまでは、お米を研いだ後、炊飯器の目盛りに合わせて水を入れ、30分後に炊飯を開始するようにしていました。
これも説明によると、『夏場は30分、冬は1時間水に浸けておきます』とあり、浸水時間も短かったことが分かり、その後は、1時間で炊くことにしたんです。
すると、お米のもちもち感が違い、お米自体の味も分かりやすくなったように感じました。浸水時間の違いだけでも、炊けたご飯は、大分、変わります。
後は、炊飯器の性能次第にはなるのですが。我が家は、そこまで高い炊飯器ではないものの、十分美味しいご飯が食べられるようになりました。
研ぎ方や浸水時間の違いで、これだけ大きな差が出るとは思いませんでした。今まで、いろんなお米を炊いてきたのですが、今なら、もっと美味しく炊けそうな気がします。