低価格で保温機能が優れた炊飯器 炊いたご飯が長持ち、玄米も炊けて、結構、凄い!

親戚から玄米をもらうようになり、玄米を食べていたのですが、正直、白米と玄米は別物というか。白米のご飯でおいしく食べられるものが、玄米だと違った感じになります。

父は玄米だろうが何だろうが、体にいいものならおいしく食べることができ、母は、おいしくなければ体に悪いという考えを持っていて、全くの真逆な発想です。

しかも、母は、料理が苦手なタイプで悪い意味でお嬢様育ちなところがあり。末っ子の私は、気を使って、料理の手伝いをしていたところ、気が付けば、私だけが料理を作るようになっていました。

こちらも忙しいのですが、家にいれば、料理を作ることになり、週末になると朝晩は当たり前、昼にも作ることになり、なかなか厳しいです。

作ってと言われる訳ではなく、誰も作らないなら、私の出番なんだろうなとなる感じです。味には自信があり、感謝はされるのですが、再び作ることになるのは変わりません。

長らく独り暮らししていて、自由にやらせてもらったツケが回ってきたのだと思い、修行のつもりで料理を作り続けています。

我が家の炊飯器

母が、玄米が嫌だとなり、それならと父が通販番組で1万円ほどの炊飯器を買いました。上の画像の右端なのですが、炊き加減はいいのですが、保温機能が全くダメで、次の日には、ご飯の上の方がカチカチに堅くなります。

不良品じゃないかと思われそうですが、調べたところ保温時間が半日ほど。炊いた日に食べるようにしか作られていないようです。どんな炊飯器でも、何日か保温できるものと思っていただけに、驚きがありました。

この炊飯器、蒸し器としても使えたりするのですが、玄米が炊けません。玄米を炊こうとすれば、玄米を水に数時間つけてから炊くか、今まで使っていた『パナソニック スチームIHジャー炊飯器 SR-SY101』を使うことになります。

パナソニックの方が、ご飯をおいしく炊くことができ、父よりも母の方が、文句が多いことを考えると、パナソニックの炊飯器で白米を炊くのが無難です。

我が家には、電気圧力鍋があるので、これなら短時間で玄米を炊くことができますが、保温できなければ、毎日、炊くことになり、これは辛いです。

そこで、玄米は電気圧力鍋で炊き、保温機能が優れた炊飯器に玄米を移せばと考えました。玄米をまたもらうとも限らず、そのために、高い炊飯器を買うのは抵抗があります。自腹になるので。

気になったのが、『マイコン』、『IH』、『圧力IH』の違いです。この違いで、数千円、1万以上、2万円以上と炊飯器の価格が大きく違います。

大まかなのですが、熱の伝え方に違いがあり、マイコンは主に底から熱し、IHは底と側面から、圧力IHは、IHの熱し方に圧力も加えたもの。これに、各メーカーが独自の機能などを加えています。

大きな差がでるのは、ご飯を炊く量です。IH以上の炊飯器の方が、ご飯を多く炊いても、おいしく炊くことができ、マイコンは炊く量が多くなるとムラができます。

保温機能については、日本メーカーの炊飯器が優れていて、各社で保温の仕方に違いがあります。スチームで乾燥を防いだり、保温の温度を細かくコントロールすることで長持ちさせたり、それでも、最長で3日間くらい。ただ、優れた保温機能があるものとなると、IH以上だったり、上位機種だけだったり、炊飯器の価格も高めになります。

そこで思ったのですが、マイコン炊飯器でも多めに炊かなければいいんじゃないかな。しかも、1979年頃からマイコン炊飯器が発売されており、歴史がある分、改良されてるかもしれません。

いろいろ調べて、『象印 マイコン炊飯ジャー 極め炊き 5.5合炊き ホワイト NL-DA10-WA 炊飯器』にしました。この炊飯器、保温機能に『うるつや保温』があり、上位機種でも採用されているものです。

実際に使ったところ、3合で炊くなら、結構、おいしく炊けました。我が家のパナソニック IH炊飯器にも、負けていません。

『うるつや保温』なのですが、これが、思ったよりも凄いです。ご飯を3合で普通炊きし、3日ほど放置しても、ご飯の上の部分が乾燥しても、カチカチにはなりません。

毎日1回くらい、ご飯をかき混ぜておけば、4,5日経っても、ご飯に目立った乾燥がなく、普通に食べれました。ただ、5日間くらいになると、ご飯がかすかに黄色くなるかなという感じです。

この保温機能は、パナソニックのIH炊飯器よりも優れていました。通販番組で父が買った炊飯器は、これより高いのですが、雲泥の差です。

予想外に良かったため、玄米も炊いてみたところ、炊けるまで2時間くらいかかるのですが、普通に玄米も炊けました。保温に優れているので、酵素玄米向けにも使えそうです。

マイコン炊飯器なのですが、高火力をウリにしているだけあり、なかなかのものです。こうなると、単純に、IHだからいいとも言えなくなります。

この炊飯器、見た目は似ているのですが、保温機能に『うるつや保温』がないものもあるので、購入する際には、注意が必要です。

ご飯を炊く機能がなく、保温だけの保温ジャーを調べたところ、結構、価格が高く、選べるほど数もありませんでした。

※追記 2024 12/20

『象印 マイコン炊飯ジャー 極め炊き 5.5合炊き NL-DA10-WA 炊飯器』は、現在、マイナーチェンジしたNL-DB10が発売されています。

マイナーチェンジは、『少しの手直し』という意味になり、見た目のデザインなどが少し違うだけで、性能的には、ほぼ同じものです。

象印 炊飯器 5.5合 マイコン式 極め炊き ホワイト NL-DA10-WA ¥13,800 税込 ※Amazon 2024/12/20時点
象印 炊飯器 5.5合 マイコン式 極め炊き ホワイト NL-DB10-WA ¥11,480 税込 ※Amazon 2024/12/20時点
タイトルとURLをコピーしました