レンジで簡単!半熟たまご ちょっとした工夫で温泉卵に近くなり、半熟卵と温泉卵の違い、黄身と白身の固まる温度

どこがスゴイ!
・黄身に5~6か所穴を開け、水を加え、チンするだけ
・レンジで40~50秒、放置で3分
・水よりもお湯の方が、程良く熱が伝わる
・洗う手間も少なく、気軽に食べれる

母が、面倒臭がりなこともあり、キッチングッズがいろいろあります。中でも卵関連が多く、以前、電気ゆで卵器『ゆで玉子名人 かんたん蒸し器』についても書いたのですが。この他、『レンジで簡単!半熟たまご』もあり、上手く使えないものかと試してみました。

この『レンジで簡単!半熟たまご』は、そのままレンジでチンすれば、半熟卵ができるというものなのですが、意外と難しいところがあります。

解説には、容器に生卵を入れて、黄身に爪楊枝で5~6か所穴を開け、卵全体が浸るくらいの水を加え、レンジで500W 約50秒、600Wで40秒ほど加熱し、3分ほど放置で出来上がりです。

この通り、何度かやってみたところ、もう少しとなり。600Wで50秒やっても、黄身が生な状態のまま、それが上の画像です。黄身の外側だけ少し固まり、内側がとろとろが理想ですが、難しいです。

人それぞれで電子レンジも違うため、我が家の電子レンジの場合という話になり、誰がやっても同じようになるというものではないです。レビューを読んでも、全く問題なく半熟卵が出来ている話もあれば、そうならないものもあり、様々です。

我が家の電子レンジ 『東芝 ER-LD7』です。冷凍食品を解凍する時も、若干弱めなところがあり、書かれている時間よりも、少し多めで使ったりしています。

いろいろ試しながら、ちょうどいい半熟たまご具合を探したところ、これかなと思えるところまできました。

やり方は、水をお湯にしただけです。生卵を入れて、黄身に5~6か所穴を開け、水を入れるところを90度のお湯にし、500Wで40秒です。

チンした後は、3分ほど放置して、最後に、お湯を捨てて、出来上がりです。このやり方だと、白身は95%くらいまで白くなるも柔らかいまま、黄身は6~7割が生で流れる状態です。

白身は、どちらかというと、半熟卵よりも温泉卵に近いかもしれません。温泉卵の白身よりは、やや固まっている感じです。

『半熟卵』と『温泉卵』の違いは、半熟卵は、白身が固まり、黄身が半熟の状態、温泉卵は、白身も黄身も半熟の状態です。卵の黄身と白身で固まる温度が違い、そこに難しさがあります。

白身は、徐々に白く固まり始めるのが60℃くらいから、約80℃になると完全に固まります。黄身は、65℃ほどで固まり始め、約70℃で完全に固まります。65℃が保てれば、ちょうどいい温泉卵になりそうです。

鍋でお湯を作り、温泉卵を作ろうとすれば、放置時間も合わせて、12分でも早い方です。もっと早くできそうですが、冷蔵庫の冷えた卵からとなると熱が中に伝わるまで時間がかかり、ゆっくり適温で温めなければ、温泉卵になりません。

半熟卵で、白身は完全に固まっても良いとなれば、もっと高温でゆだることでき、黄身だけ半熟なら、5分ほどでも出来そうです。この場合、100℃近い温度でゆでて、冷水で急に冷やせば、ちょうどいい黄身の状態になります。

鍋を使って5分というのは、沸騰させた状態から、卵を入れて、5分ほどなため、沸騰するまでの時間も合わせれば、もう少し多くかかります。

できるだけ手間なく食べたいとなると、いくら時間がかからなくても、鍋を出してまで食べるかという問題もあります。

いろいろ考えると、1分ほどレンジでチンして、3分置いて、このくらいの半熟たまごなら、これはこれで良さそうな気がします。

こんな方にオススメ
・半熟卵が好きな方
・卵をよく食べる方
・手間なく食べたい方

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