昨日、テレビ番組『火曜は全力!華大さんと千鳥くん』を見ていて、博多大吉さんが、昨年5月に発売された『スマートオートクッカー』を使っていました。最近、使い始めたものだったので、妙な親近感があります。
私の場合、どちらかというと、料理が得意なこともあり、家にいると、とにかく料理を作らされます。特に、休日には、朝、昼、晩と3食作るため、正直、休んだ気がしません。
こんな状態になったのは、母が料理ができないというか、料理を作る気が無いところに問題があります。私が作らなければ、レトルトや冷食ばかりになり、それでは、健康に悪いんじゃないかと思ってしまうため、疲れたところを無理して作ることになります。
疲れているように見えたんだと思うのですが、そんな私を見かねて、兄から『スマートオートクッカー』をもらいました。
この調理家電、どういうものかというと、意外と単純なもので、熱しながら、勝手に混ぜるというものです。調味料や材料を入れてしまえば、ボタンを押すだけで、料理ができます。
ダイヤルを回すと、『炒め物』、『カレー』、『パスタ』などが選べるようになっていて、自分で調理時間を決める『手動』もあります。
2ヶ月ほど前から使っているのですが、感想としては、調理場に煮たり焼いたりする人がいるような感じです。レトルトや冷食と違い、手作り感のある料理ができます。
真っ先に、母が『誰が切るの?』と話していたんですが、確かに切る手間は変わらずあります。ただ、焼いたり煮たりが自動なため、結構な空き時間があり、後片付けには、十分です。
料理を作っていると食べた気になるのか、食欲が無くなる感じになるんですが。煮たり焼いたりが自動だと、料理を作った感があまりなく、それも良いところかもしれません。
材料を切るというのも、カット野菜を用意したり、すりおろしニンニクのチューブなどを使えば、手間が大きく減ります。ここら辺は、工夫次第でいろいろできそうです。
パスタを作る時には、乾麺のパスタを二つに折り、後は、水を適量入れて、トマトペーストを入れたりして作ります。3人前くらいなら、焼きパスタな感じで、問題なく出来上がります。パスタや具の量が多かったりすると、手動で調理時間を足したり、たまに、箸で混ぜたりした方がいいかもしれません。
操作は簡単なのですが、いろんな料理に使うとなると、慣れが求められます。ただ、上手く使えれば、手間が一つ無くなるため、大きいです。特に、カレーやシチューなどの煮込み料理では、自動調理に任せられるため、かなり楽に作れます。
できあがった料理の保温はできず、食べる分だけ作るという感じです。作った後も洗いやすく、フタをはずして、混ぜるパーツもマグネットで付いてるだけなので、引っ張れば取れます。
下の深めのフライパンみたいなものも、持ち手があるため、扱いやすく。テフロン加工がしっかりしていて、拭き取っただけでも、良さそうなくらいです。
初めて使った時は、火力が思ったよりも強く、あまり混ぜないなという印象でした。ただ、しばらく使ってみて、このくらいで問題ないというのが分かるようになりました。
調理家電として、値段が高いかなとも思うのですが。食材を混ぜながら焼けるものでは、低価格でもあり、扱いやすい大きさと感じました。手間を減らすために、上手く活用できるかどうかで、評価が大きく分かれそうな家電です。
料理マニュアルが付いていて、その通りに作ると、無難な味の料理になります。最近は、そのマニュアル通りに作らず、自分の作り方の中で焼きだけ任せるような、そんな感じで使っています。