Car Mechanic Simulator 2018と2021、VRを比べて、遊びながら車の知識が増えそうな

Car Mechanic Simulatorは、メカニックになり、車を修理するというゲームです。車の知識がないと難しそうと思われそうですが、修理のガイド機能が優れているため、どこにどんなパーツを取り付ければいいかが分かり、パズルゲーム感覚で楽しめます。

車のパーツは、各パーツの種類は限られているため、何度か修理すれば、必要なパーツも自然と覚え、交換するパーツをメモする機能もあるため、ゲームらしいやりやすさがあります。

このゲームの面白さは、いろいろあるのですが。依頼を受け、車を修理するだけではなく、レベルが上がれば、様々なツールが使えるようになり、分解しなくても傷んだ部品が調べられ、修理の効率が上がったり。自動車修理工場も設備を整え、広くなったり、発展します。

修理の依頼では、故障した部品が前もって分かるものもあれば、車の調子が、こんな感じでおかしいというコメントだけのものもあります。コメントからの内容から、どこら辺がおかしいか考えつつ、最初は、次々と分解して、問題の部品を探します。

それが、レベルが上がると、テストレーンで車を動かし、ブレーキやサスペンションの性能を調べたり、様々な検査機器を使い、部品を外さず状態を調べたりします。こうなると、修理が、どんどん早くなり、楽しさが増します。

遊び感覚で、このゲームを続けていると、自然と車の仕組みが理解でき、実際に車がおかしい時に、どこら辺に問題があるかが想像できるようにもなり、車のトラブルに役立ちそうです。

車が故障した時に、どんな部品が関係してそうか分かれば、実際に修理に出した時に、自動車整備士の話が理解でき、余計なところまで修理されずに済んだりするかもしれません。

車が好きだったり、機械の修理や分解に興味があったり、電動工具の音などが好きな方には、たまらないゲームです。

このゲーム、シリーズ化されていて、2018と2021、そして、VR版があるのですが。ここからは、プレイしてみての個人的な感想になります。

Car Mechanic Simulator 2018と2021を比べてみると、映像の綺麗さに、多少の違いはあるものの、ゲームとしての基本的なところは、ほぼ変わりません。

2021では、ブレーキフルードやウォッシャー液などがあり、注いだ時の中の様子が透けて見えたりします。電装品へ電気を送るリレーなどもあり、より細かくなっています。

ただ、大きな変化と言えるほどではないため、2018を持っているなら、2021は買わなくてもと個人的に思います。このシリーズが初めてで、どちらを選ぶかなら、2021かなとなります。

VR版は、2018をVR化したようなものです。目の前に車がある感覚で修理できるため、よりリアルに感じられる凄さがあります。

VRの場合、自動車修理工場の中にいる感覚になり、体で感じる雰囲気に大きな違いがあります。車を横から見たり、下からのぞいたり、外したタイヤやパーツを置いたり投げたりもできます。

ただ、VRになるとコントローラーで移動できるものの、車が大きい分、体を動かして作業することも多くなり、ある程度、広い空間がないとやり難いです。

目の前に、大きな車があり、ある程度は、コントローラーのアナログスティックで近づけるのですが。そこから、ちょっと下からとか、のぞき込んでとなると、部屋が狭いと壁に当たったりします。

プレイする人の好みで評価が分かれそうです。自動車修理への思いが強ければ、よりリアルなVRの方が楽しくなるような気はするのですが。

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