DEO VR Video Player ここまでいろいろできるようになると、SKYBOXじゃなくても

以前、Meta Quest 2で動画を見る際、無料アプリ『DEO VR Video Player』よりも、有料アプリ『SKYBOX VR Video Player』の方がいいんじゃないかと書きました。

これは、実際に使ってみて、そう感じたからなのですが。最近、『DEO VR Video Player』が更新され、できなかったことができるようになり、徐々に違いがなくなってきています。

以前は、コントローラーを持たずに操作できるハンドトラッキングが使えず、『SKYBOX VR Video Player』では使えました。

また、Meta Quest 2の設定が変えられる『SideQuest』で解像度が変えられたのも、『SKYBOX VR Video Player』の方で、『DEO VR Video Player』は変わらなかったんです。

ところが、現在の『DEO VR Video Player』なら、どちらもできるようです。先日の更新後から、ハンドトラッキングが使えるようになり。しかも、拍手するように両手をパンと叩くことで、操作する画面が表示されます。

ハンドトラッキングが使える場合、親指と人差し指でつまむような手の動きで操作するのですが。これだと、ちょっとした手の動きが読み取られ、必要ないところでも操作画面が出てしまったりしていました。それが避けられるのは、大きいです。

『SideQuest』による解像度変更については、試しにMeta Quest 2の解像度を上げた状態と下げた状態で、『DEO VR Video Player』を使ったところ、変化がありました。

見慣れたK-POPの動画を使ったのですが、解像度を上げた状態では、素早い手の動きにわずかに残像が感じられ、動きに違和感があります。この状態は、『SKYBOX VR Video Player』で解像度を上げた時と同じでした。『DEO VR Video Player』でも、解像度が変わるようです。

Meta Quest 2の解像度が変えられたとしても、動画視聴については、動画の画質が高くなければ、効果があまり感じられません。少しハッキリ見えるかなと感じられる程度です。

『DEO VR Video Player』が、これだけいろいろやれるようになったんですが。それでも『SKYBOX VR Video Player』を使う理由としては、動画のサムネイル表示ができることです。

現在の『DEO VR Video Player』では、動画ファイルのサムネイル表示が、時間をかければ、いくつか表示されるものの、白っぽいだけで、動画ファイルの映像が上手く反映されていません。

もし、容量が大きい動画ファイルでも、サムネイル表示が問題なくできるようになったら、動画ファイル毎に細かい設定ができる『DEO VR Video Player』の方が、良くなりそうです。

これまで、有料アプリ『SKYBOX VR Video Player』は、お勧めアプリではお馴染みという感じだったのですが。『DEO VR Video Player』が、ここまで変わると話が違ってきます。

『DEO VR Video Player』の気になるところが、次々と改善されていて、個人的には、もう一歩というところまできています。サムネイル表示も改善されるんじゃないかと期待しています。

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