Meta Quest 2を使い、29ヶ国語が学べるという『Mondly: Practice Languages in VR』(略 Mondly VR)を始めて、3週間ほど経つのですが。このアプリに、結構、ハマってしまい、朝晩の2回、決まってやっていまうほどです。
切っ掛けは、このアプリも兄からなのですが。兄が、『これは、なかなかいいから、ちょっとやってみな』と言われて、兄のMeta Quest 2を装着して、やってみたところ、驚きました。
このアプリ、音声認識機能があり、相手が先に単語や会話文を発音し、それに続き、こちらも発音。上手くできれば褒められて、先へ進み、ダメなら発音を繰り返すというものです。
学習パターンが、二つあります。一つは、旅行先で役立つ会話、日常的な挨拶から始まり、電車やタクシーなどの乗り物の中、ホテル、レストランなどの会話を学ぶことができ、それが、全部で29ヶ国語。
もう一つが、その日だけしか受けられない、日替わりレッスンです。こちらは、発音さえ上手く行けば、10分もかからずに終わるようなものです。
ただ、この発音というのが、ある程度の幅はあるものの、あまりにもかけ離れていると、言葉として、正しく伝わりません。
初見では、発音を繰り返すことになり、それでも、20分はかからないかなという感じです。2回目に、同じレッスンをすると、正しく発音しやすくなり、成果が実感できます。
これは凄いなと感じたところがあり。旅行向けのレッスンでは、投げかけられた会話に対して、選択肢が表示され、それを発音で答えるのですが。その選択肢にない言葉でも、会話として成り立つようなものなら、OKで先に進めたりもします。
日替わりレッスンでも、単語の後、会話文の発音になるのですが。発音があまりにも上手く行かない場合、レッスンの進め方を変え、その流れが自然です。そこに、リアルな先生が教えているような、柔軟さがあります。
Meta Quest 2を使うようになり、K-POPのVR動画を見たり、ロケットパンチ、3YEのYouTube動画も見ることがあるため、こういうタイミングで言葉を勉強するんだろうなと思い、韓国語を主にやっています。
レッスンを受けるとポイントが入り、それがランキング表示されるのですが。韓国語をやっている人が少ないらしく、私が5位に入っています。
英語のランキングをみると、スコアの桁が一つ違い、学んでいる人が、かなりいるのが分かります。ランキングがあるためか、母国語のレッスンは受けられないようになっています。
勉強という感じで、覚えなければという意識は無いです。ただ、発音を聞いて、同じ様に発音するということが、頭を使ってというよりは、感覚的なもので、妙にリラックスできたりします。
韓国語が流れる動画を見て、聞いたことがある単語だなと感じたり、こんなことを話しているようだと感じたりするため、それが、やり甲斐につながっているようです。
Meta Quest 2には、マイクが付いていて、感度も悪くないです。ただ、単語の発音になると微妙な声の調子を認識させるため、声を張る必要があります。
それが、毎日のようにやっていると、しんどくなり。口元にマイクが付いたイヤホンを購入しました。このようなものがあれば、小さな声でも認識されるため、楽にレッスンが進められます。
この学習アプリは、本気でしっかり学びたいという方には、物足りないかもしれません。ただ、私のような、ちょっと興味があるという方には、かなりやりやすいものです。面倒と思わせない、程度の良さのようなものが感じられます。
VRならではなのですが、目の前に人がいる感覚で言葉が学べるというのは、状況から感じが掴みやすく、正確な発音も身に付くため、かなり役に立ちそうです。
しかも、実際に学習塾習に行った場合、リアルな先生だと、こちらが何度も間違えれば、不機嫌になったりしますが、それがないのも良いところです。