前回、アイドルのVR動画を見ていると書いたのですが。疲れた時というか、ストレスを強く感じる時には、大自然なVR動画を見たりもしています。
YouTubeには、野生の動物、海の中の生物、各地の街並み、ピラミッドなどの歴史的な建造物、宇宙など様々あります。VRだけに惹き込まれる感じになり、海を見に行った時のような広さが感じられたり、崖の下を見て足がすくんだり。
以前にも書いたのですが、自然モノでよく見ているのは、『National Geographic』と『AirPano VR』です。この二つは、画質もいいのですが、他と比べて、撮影の仕方も良く、クオリティが高いです。
Meta Quest 2で初めて見たVR動画が、National Geographicの『Journey into the Deep Sea』だったのですが。私自身、泳げないこともあり、海に潜ろうと思ったこともありません。そんな感覚で、この動画を見たため、海の中は、こんな感じなのかという驚きがありました。
これは、AirPano VRの『エンジェル・フォール、ベネズエラ、エリアル8K動画』というVR動画です。8K動画なので、画面では、物凄く綺麗に見えるのですが、VRで見ると360度の臨場感はあるものの、これよりは、少し荒い映像になります。
どちらも、ナレーションが英語のみです。字幕では、各国の言語で表示できるのですが、VRで見る時には、字幕が邪魔に感じられ、オフにしています。
大自然なVR動画だと、ナレーションは英語が多そうです。映画や洋楽が切っ掛けで英語に興味を持つという話もあるのですが、このようなVR動画の場合、空間に入った感じになっているため、他へ気が散り難い分、学びやすいような気がします。
動物モノでは、これもAirPano VRなのですが、『成都パンダ基地、中国、8Kアリエル動画』もあります。たまに動物園に行ったりもするため、この近さでパンダが見れるのは、楽しいです。
小パンダが集まって、笹をかじったりしているんですが、日本の動物園で見るパンダとは、ちょっと違った感じです。パンダの本場だけに数が多く、小パンダが揉めだしたり、面白いです。
こういう動画を見ていると、狭い部屋から急に広い空間へ飛び出したようになり、開放感があります。最初、VR動画が楽しめると言っても、VRゴーグルをかぶり、コントローラーを持っては、面倒かなとも思っていたのですが。探せば様々な疑似体験ができ、どれも刺激的なため、苦も無く使えています。
他の野生動物のVR動画では、目の前に大きなライオンが現れ、周りをゆっくり歩き出したりします。実際に、こんな状況なら、間違いなく死ぬなと感じ、足がすくみ、体に寒さも感じるんですが。頭の中では、VRだから大丈夫と抵抗したりします。
体は恐怖を感じつつ、それを抑えようと頭で抵抗したり、この感覚も新鮮です。もしかすると、突然の一大事でも、冷静に判断できるような、そんなトレーニングにもなりそうです。
VRゴーグルも道具なので、使い方次第なものにはなるのですが。上手く活用できれば、これまでにないような役立つものになるような気がします。