定期的に食材の宅配が届くのですが、注文したものを1週間後に届けるため、決まって卵と牛乳を注文していたところ、冷蔵庫には、卵のパックが4つに。
猛暑が続き、買い物に行くのも大変なため、とりあえず、買っておこうとなり。母は、大雑把なため、こんな感じによくなります。
それなら、ゆで卵にすれば、殻さえむけば食べれて、目玉焼きなどを作るような手間もなく、油も使わないため、ヘルシーじゃないかとなり、私が、鍋でゆで卵を作るようになりました。
鍋でゆでる時は、塩と酢を入れます。これは、卵の殻が割れにくくなるという話なのですが、お湯の温度の上がり方にも違いがありそうで、どこか、おいしくできる気がします。
こうして、ゆで卵を作るようになると、母がよく食べるようになり。何度か作っているうちに、ゆで卵器を買った方が、簡単にできていいんじゃないと母が言い出しました。
母に、どんなゆで卵器がいいか聞いたところ、昔からあるタイプで、卓上に置いて使う蒸し器のようなものとのこと。
母の話では、私が子供の頃、父がゴルフコンペで、ゆで卵器を貰ってきたらしく。あんな感じのものがいいとなるのですが、兄は知っていても、私は、全く見た記憶がありません。
Amazonでゆで卵器を探したところ、圧倒的に、電子レンジでチンするものが多いです。これで、ゆで卵ができるなら、便利じゃないかとも思うのですが。ただ、上手くできずに、卵が破裂したという話もあります。
電子レンジのゆで卵器の仕組みは、直接、卵にマイクロ波が照射されると、熱せられた黄身や白身から水蒸気が発生し、爆発するため、卵はアルミニウムでマイクロ波が当たらないようになっています。下に入れた水が熱せられ、その蒸気の熱でゆで卵ができるというものです。
正しく使えば、問題ないのですが。電子レンジのゆで卵器は、水位線よりも水が少ない状態で加熱すると、ゆで卵が破裂することがあると国民生活センターの資料にありました。
父や母は、結構、いい加減なタイプなので、大丈夫だとは思うのですが、卵の破裂は、容易に想像できます。
やはり、昔からあるゆで卵用の蒸し器が間違いなさそうとなり、『ANABAS スチームクッカー ゆで玉子名人 かんたん蒸し器 SE-001』を注文。
これが、届いた、ゆで卵器です。鉄板部分に水を入れ、後は、生卵を置き、フタをして、タイマーを回すだけです。
我が家には、卓上で使う蒸し器もあるのですが。同じようにゆで卵が作れても、こんな大きいものを引っ張り出して、作るのは面倒となりました。その点、このゆで卵器は、思ったよりも小さく、良さそうです。
ゆで具合は、黄身がオレンジ色くらいがいいらしく、生卵3個を12分ほど蒸しています。タイマーが終わると、ベルを叩くようなチンと音がなります。この音も、意外と他の家電では聞くことがなく、昔っぽいです。後は、冷水を入れたボールにゆで卵を入れて、冷やすだけです。
ゆで卵の殻が、むきやすくなるよう、蒸す前に、卵のとがってない方に穴を開けます。蒸す時は、その穴を下にして、蒸しています。
穴を上にして蒸してしまうと、穴から白身があふれることがあるのですが。下からだと、蒸気が下からくるからか、白身が出ることはないです。
水を適当に入れて、途中で水が無くなっても、電子レンジのゆで卵器と違い、卵が破裂することもないため、安心感もあります。
確かに、簡単にできて、好みのゆで卵が作りやすいです。ちょっとした野菜を蒸す時にも使えますが、小さいため、一人分でも、ちょっとした量ならという感じです。
付け合わせの野菜くらいなら、電子レンジを使った方が、楽かもしれません。