ファークライ3 分かりやすい面白さがあり、気になるような古さも感じず

久しぶりにファークライシリーズをプレイしようと思い、2013年に発売された『ファークライ3』を始めました。大人向けなため、ハードさはあるのですが、分かりやすい面白さがあり、あまり古さも感じません。



オープンワールドで自由に動き回ることができ、敵と戦いながら仲間もおり、野生動物を捕まえたり、植物を採取したり、ドラマティックな展開もあります。このシリーズは、いくつもプレイしているため、お馴染みなものです。

個人的に様々なゲームをプレイしてみて、どのゲームが面白かっただろうかと、ふと振り返った時に、ファークライシリーズを思い出します。それは、他にない自由度の高さ、開放感があるからです。

龍が如くシリーズも、シリーズのほとんどをプレイしていて、楽しめるものばかりなのですが。購入する際には、街でどんな遊びができるか、どんなサブミッションがあるかなどを調べます。本編よりも、他の部分に興味があるからかもしれません。

ファークライシリーズの場合、ゲームとしての基本的な作りは、どれも同じなため、最初から面白いだろうなとは思えるのですが、どんな物語なのかは、ちょっと気になります。

物語が全く違っても、基本的にはシリーズを通して一緒なため、作品を立て続けにプレイすると辛くなり、忘れた頃に手に取る感じです。

視点が一人称なため、キャラクターが見ている視点でプレイすることになり、ここに好き嫌いはありそうです。私も最初、そこに抵抗があったのですが、ゲームが面白かったため、今では、すっかり慣れてしまいました。

これまで、ファークライシリーズは、4、プライマル、5、ニュードーンの4つです。この中では、石器時代を生き抜くプライマルは、野性味あふれ、大自然な感じが意外に良く。5のカルト教団と戦うというのも、宗教家独特な怪しさがあり、結構、楽しめました。

今回、最新作の6か、旧作で人気も高かった3か、どちらにしようか迷ったのですが。今は、ニュースがロシアのウクライナ侵攻ばかんりなため、海賊と戦った方が、気楽に楽しめそうだと思い、3にしました。

面白いゲームは無いかなと思う時は、決まって、調子が冴えない時です。ゲームでテンションを上げようと思い、手を出すのは、ファークライシリーズなることが多いです。

今回の3では、ゲーム性が切り替わるというか、後半になると別のゲームを新たに始めたような、そんな感覚になり、飽き難い良さがあります。

2つの島が舞台なのですが。オープンワールドなため、一つの島でも、かなり広く、車などの乗り物を利用しても、島一つを一周するまで、結構、時間がかかります。

前半の島では、あちらこちらへ連れていかれた仲間を助けつつ、主人公がたくましく成長し、戦いぶりから広く知られる状態に。後半の島では、ボスを倒すために潜入することになり、戦闘もステルス的なものに変わります。

主人公の目的も、物語が進むにつれて、徐々に変わり始め、様々な人物が絡んでくるなど映画を見ているような感覚になります。物語の展開も緩くなく、意外さや驚きがあります。

確かによく見れば、最近のものに比べ、映像の繊細さに違いはあるのですが。定番な分かりやすい面白さがあり、ゲームとしてのボリュームもあるなど、10年近く前のものとは思えない凄さがあります。

たまに動画配信サイトで昔の仮面ライダーを見たりすると、リマスターで映像が綺麗になり、当時の表現で今のように回りくどくない分、良かったりします。これは、それに近い感覚かもしれません。

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