アクションサバイバルゲームの『ダイイングライト』が、間もなく終わるところなのですが。個人的には、面白く感じるものの、難しさが続くゲームでした。
このゲーム、オープンワールドで自由に広い空間を走り回り、建物をよじ登ったりもするため、『アサシンクリード』シリーズを彷彿とさせるのですが。
これらとの大きな違いは、どの武器も耐久性が低く、修理回数も決まっているため、使い捨てなことです。
戦闘に直接関係する武器が、使い捨てになってしまうと強さが安定せず、単純にやればやるだけ強くなるというものではなく、戦闘が厳しいままです。
過酷な環境で、やり繰りしながらのサバイバルが好きな方には、向いているかもしれませんが。個人的には、使用する武器にも愛着が湧くこともあり、それが長持ちしないのは、残念です。
シングルプレイのキャンペーンモードでは、ゾンビがあふれ、荒廃した都市に、主人公が潜入し、いくつかの組織と関わりながら、任務を遂行するという物語です。
非情な要求に振り回されながら、主人公が信じる道を進むようになるというもので、全体的にシリアスで暗めな印象があります。
この手のゲームでは定番なのですが。荒れ果てた街の中で、アルコールや角材など素材を拾い集め、アイテムを作ったり、武器をカスタマイズしたいり、そんなところは、素直に面白いです。
街を走り回っていると、ゾンビに襲われている人を助けたり、投下した支援物資を拾いに行くと別の組織と戦闘になったり、いろいろあります。
広いエリアのあちらこちらに、『セーフハウス』というものがあり、これに最初、何をすればいいのか分からず、困りました。
これは、ゾンビが入ってこないようにすれば、安全地域となり、休息できる場所になるというものです。『セーフハウス』を見つけると、周辺エリアの安全を確保するよう表示がでます。
やり方が分かれば、簡単にセーフハウスが手に入るようになるのですが。セーフハウスを機能させるために行うことは、ゾンビが入らないようにすること、配電盤を見つけ通電させることの2つです。
まず、セーフハウスにドアが無くなった入口があれば、近くの棚を押して塞いだり、囲むように壁があれば、入り口の門扉をスライドさせて塞ぎます。
後は、閉ざされた空間内のゾンビを全て倒し、配電盤を見つけ、電気を確保すれば、セーフハウスの完成です。これで、敵が全く入らず、休息が取れる場所になります。
よくあるパターンが、2,3階建ての建物の中がセーフハウスなら、1階の扉が無い入口を近くの棚で塞ぎ、ちょっとした広場がセーフハウスなら、金網などで囲まれたところにある門扉を閉めてという感じです。
物語が暗めでも、個人的には構わないのですが。難易度を下げても、ゾンビの数が非常に多く、夜になれば、さらに強いゾンビも出現するため、武器が基本的にもろいと厳しいです。
どんなゲームも、最初は難しく、次第に慣れて、主人公も徐々に強くなり、楽に楽しめるようになるものですが。このゲーム、凝った作りで面白くなりそうながら、ちょっと厳しさが気になります。
アクションゲームが、それほど得意ではないのもあるのですが。難しさの程度が合う合わないが大事だなと気づかされたゲームでした。
面白かったゲームは、続編も手に取ったり、同じゲームメーカーの作品が続きがちになるのは、この程度が自分に合っているからなのかもしれません。